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» 2014年10月09日 11時19分 UPDATE

Arduinoと何が違う?:セカンドジェネレーションへと進化した「Galileo2」を試す (1/3)

「第2世代インテルGalileo開発ボード」が発売になった。第1世代の発売から半年でのリリース。一体何が変わったのか見ていこう。

[作倉瑞歩,ITmedia]
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 2014年6月末に発売になった「第2世代インテルGalileo開発ボード」(以下、Galileo2)。同じく1月に発売された「第1世代インテルGalileo開発ボード」(以下、Galileo)では、Linuxを搭載するうえにマイコンボード「Arduino」互換をうたったこともあり、電子工作好きなマニアの間で話題になった。筆者も注目してはいたが、その後継機が半年足らずで登場するとは思いもよらない展開だ。まずはGalileoとGalileo2がどのように違うのか見ていきたい。

 下の表もあわせて見ると分かるように、基本的な性能について大きな変更はない。ただし、DC電源が7〜12Vに対応するようになったり、RS-232シリアルポートがステレオミニジャックから6ピンのTTL-232R-3V3に変更されているなど、わずかながらバージョンアップが図られている。なお、Galileo2発売に伴い、Galileoの発売は終了している。

photo 「第2世代インテルGalileo開発ボード」
photo Galileo2とArduino unoとのサイズ比較。Arduino Unoに比べると、相変わらず大きい。横に並べるとちょうど2つ分入るイメージ
photo 「Galileo」ロゴを正面にして、上部には右からArduino互換用のソケット、USB Aポート、MicroUSBポート、RJ45コネクタが並んでいる
Galileo2とGalileoの主な仕様の比較
仕様 Galileo2 Galileo
CPU Quark SoC X1000(最大400MHz)
RAM 256MB(DDR3-800)
拡張スロット フルサイズ mini-PCI Express 1xスロット ×1 PCIe Mini Card スロット ×1
拡張コネクタ Arduino 1.0準拠拡張コネクタ(Uno R3と互換のピン配置)5Vと3.3Vのシールドに対応
デジタルI/O デジタルI/Oピン×12 デジタルI/Oピン×14、
アナログ入力 アナログ入力×6
PWM出力(12bit解像度) 6
ICSPヘッダ 1
リアルタイムクロック 搭載(バックアップ用電池接続コネクタ搭載)
USB USBホストコネクタ(USB A)×1、USBクライアントコネクタ(micro-USB B)×1 USBホストコネクタ(microUSB AB)×1、USBクライアントコネクタ(microUSB B)×1
イーサネット 10/100Mbps イーサネット RJ45コネクタ×1
シリアルポート TTLレベルシリアルポート(FTDI USBシリアル変換アダプター互換)×1 RS-232準拠シリアルポート(ステレオミニジャック)×1
SDカードスロット MicroSDスロット×1 MicroSDスロット×1

 筐体のサイズは、Galileoの約106.8(幅)×72(高さ)mmから、約122.5(幅)×72(高さ)mmと少し横長に。付属AC電源のソケットが各国対応であったり、説明書と呼べるものは付属せず、簡略化されたマニュアルのみとなっていることは変わらない。

 使えるコネクタ類だが、Micro USB Aコネクタの代わりに、今回からUSB-Aコネクタが装備された。このため若干サイズが横に大きくなっている印象だ。その他、シリアルポート、イーサネットをつなげるためのRJ45コネクタはカードの長辺に配置。MicroSDスロットと電源コネクタは短辺に配置されている。そしてArduino互換のピンが、RJ45を上にした場合の右側にずらっと並んでいる。

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photo 配置されているコネクタ類
photo キットにはGalileo 2本体のほか、ワールドワイド仕様のアダプタも付く。これはGalileoと同じ
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