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» 2014年10月30日 08時30分 UPDATE

バットマンもおすすめ:トヨタの新型ミニバン「エスクァイア」は“ひとつ上”を目指した高級車 (1/2)

トヨタ自動車が5ナンバークラスの新型ミニバン「ESQUIRE(エスクァイア)」を発表。同社のミニバン「ノア」や「ヴォクシー」とは一線を画す、高級感を押し出した「新上級コンパクトキャブワゴン」として、国内市場における新たなニーズの獲得を目指す。

[陰山遼将,MONOist]
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 トヨタ自動車は2014年10月29日、東京都内で会見を開き、5ナンバークラスの新型ミニバン「ESQUIRE(エスクァイア)」を発表した。同社のミニバン「ノア」や「ヴォクシー」とは一線を画す、高級感を押し出した「新上級コンパクトキャブワゴン」として、国内市場における新たなニーズの獲得を目指す。同日より「トヨタ」店と「トヨペット」店で販売を開始する。税込み価格はガソリンエンジン車が259万2000円〜302万9142円、ハイブリッド車が304万3543〜320万4000円。


rk_141029_toyota01.jpg 新型ミニバン「エスクァイア」と開発責任者のトヨタ自動車 製品企画本部 チーフエンジニアの水澗英紀氏(クリックで拡大)
rk_141029_toyota02.jpgrk_141029_toyota03.jpgrk_141029_toyota04.jpg 「エスクァイア」の外観と内装(クリックで拡大)

 今回発表されたエスクァイアは、トヨタ自動車が2014年1月にフルモデルチェンジしたミニバン、ノアとヴォクシーと同時期に開発がスタートしている(関連記事:新型「ノア/ヴォクシー」が低床プラットフォームから得た2つのメリット)。機能性や走行性能の面ではノア/ヴォクシーとほぼ同じだが、外観や内装に高級感を付与したモデルとなっている。

 トヨタ自動車 製品企画本部 チーフエンジニアでエスクァイアの開発責任者を務めた水澗英紀氏は、「近年、クルマに対して1つ上のこだわりを求めるユーザーが増えている。これまでコンパクトキャブワゴンは、使い勝手の良さが求められてきたため、クオリティやこだわりといった要素は優先されなかった。エスクァイアは、ユーザーが高級車を所有するような喜びを感じられる上質なコンパクトキャブワゴンを作ろうというコンセプトで開発した」と説明した。

機能性はそのままに高級感をプラス

rk_141029_toyota05.jpgrk_141029_toyota06.jpg エスクァイアのフロントグリル(左)とエンブレム(右)(クリックで拡大)

 エスクァイアの外観で特徴的なのは、「堂々とした高級感を演出した」(トヨタ自動車)というバンパー下部まで伸びるT字型のフロントグリルだ。高級車で一般的な縦型構造を採用しており、樹脂製ながら無垢の金属から削り出したかのような質感を実現した。

 フロントグリルと、フロントフェイスの下部で横方向に伸びるロアグリル、めっき加飾を施したフォグランプカバーはエスクァイア独自のものになっている。一方、ヘッドランプとバンパーカバーは、ベース車であるノアと共通である。

 フロントフェイスの中央で存在感を放つエンブレムは、エスクァイアという車名の語源である中世ヨーロッパの従騎士をイメージした盾と矛、スーツの襟元などをモチーフにデザインされた。加えて略称の「Esq」の文字をイメージするものになっている。

 上級グレード「Gi」の内装には、インストルメントパネルからドアトリムにかけて、ドライバーの手が触れる部分に合成皮革を採用した。合成皮革部のカラーにバーガンディ(ワインレッド)を設定。さらに、ステアリングハンドルとシフトノブに、本革と黒木目調加飾を施すなど、「これみよがしではないおしゃれさ」(同社)を感じられるようなデザインとした。

rk_141029_toyota07.jpgrk_141029_toyota08.jpg 「エスクァイア」の車内の様子(クリックで拡大)出典:トヨタ自動車

 エスクァイアの室内寸法は、ノア/ヴォクシーと同じく室内長2930mm×室内幅1540mm×室内高1400mmとなっている。シートは最大810mmのスライドすることができ、7/8人乗りモデル共にさまざまなシートアレンジが可能になっている。スライドドアの乗り込み高さは360mm(2WDモデル)で、乗り降りのしやすさも追求した。

rk_141029_toyota09.jpg 7人乗り「エスクァイア」のシート配置(クリックで拡大)出典:トヨタ自動車
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