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» 2014年11月14日 11時10分 UPDATE

JIMTOF2014:複数のレーザーで自在に造形! ドイツ製の金属3Dプリンタ「SLM 280」

愛知産業はJIMTOF2014で、ドイツのSLM Solutions製の金属3Dプリンタ「SLM 280 HL」を展示した。複数のファイバーレーザーを利用した高速造形が可能だという。

[陰山遼将,MONOist]
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 2014年10月30日〜11月4日に開催された「第27回日本国際工作機械見本市(JIMTOF 2014)」(東京ビッグサイト)で愛知産業は、ドイツに本拠を置くSLM Solutions(SLM)の金属3Dプリンタ「SLM 280 HL」を展示した。愛知産業は2014年4月からSLMと日本国内における販売代理店契約を締結している。


最大造形速度は35cm3/h!

rk_141113_aichi01.jpg 愛知産業が展示したSLMの金属3Dプリンタ「SLM 280 HL」(クリックで拡大)

 SLM 280 HLは、粉末積層法式の金属3Dプリンタ。造形に使用できるファイバーレーザーの組み合わせは、400W、400W×2台、400W+1000Wの3パターンとなっており、最大2台のレーザーで同時に造形を行える。レーザーの走査速度は15m/秒、積層ピッチは20〜150μm、出力400Wのレーザー1台を使用する場合の最大造形速度は35cm3/hとなっている。

rk_14113_aichi02.jpgrk_14113_aichi03.jpg 「SLM 280 HL」の内部の様子(左)と、同製品を用いて出力されたプロダクト(右)(クリックで拡大)

 最大造形サイズは280×280×350mm。オプションとして100×100mm、50×50mmのステージも用意されており、小型の試作を造形する際にも粉末材料のロスを少なくできるよう対応したという。

 スポット測定など、レーザーのパラメータ設定はユーザー側で自由に調整することが可能だ。また、使用できる材料の種類は25種類以上だという。「SLMの金属3Dプリンタは使用できる材料の自由度が高いのが特徴。同社はあくまでも3Dプリンタは中間加工のための機材と考えており、加工速度などの生産性を高めることに注力している。上位機種の『SLM 500』では同時に最大4台のレーザーで造形を行うことも可能。今回展示したSLM 280はオプションを合わせて1億5000〜6000万円」(愛知産業)。

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