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» 2014年11月20日 10時00分 UPDATE

ET2014特別企画ブースリポート(NTTPCコミュニケーションズ):先進M2Mソリューションをワンストップで手軽に提供、NTTPCコミュニケーションズ

先進ネットワークやクラウドサービスを提供するNTTPCコミュニケーションズ。「Embedded Technology 2014」の同社ブースには、ネットワーク・クラウドを熟知した同社ならではのM2Mソリューションが数多く、具体例と共に展示されている。

[PR/MONOist]
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 「IoTでビジネスが変わる!組込み技術が進化する!」をテーマに掲げて開幕した、国内最大規模の組み込み技術の祭典「組込み総合技術展 Embedded Technology 2014(ET2014)」。組み込み機器であってもネットワークを積極的に活用すべきという宣言とも呼べるオープニングであった訳だが、パソコン通信時代からネットワークサービスを提供するNTTPCコミュニケーションズのブースでも、ネットワークやクラウドを熟知した同社ならではのM2Mソリューションが数多く、しかも具体例と共に展示されている。ここでは、特に注目すべきM2Mソリューションを紹介する。

水道メーターのスマート化に付加価値をプラス

 ブースでひときわ目を引くのが、実際に水が流れている水道メーター。これは大豊機工が提供する水道メーターに3G通信モジュールを接続し、水流量データをクラウドにアップするというデモンストレーションだ。

 水道は2カ月に1度しか検針をしないため、従来はスマート化して水流量などの可視化するのみではビジネスモデルとして今一歩と言われてきたが、大豊機工では水が日常生活に欠かせないライフラインであることに着目。同社と共に水道メーターのスマート化を試み、検針の手間を省くと共に、水流量のチェックを「居住者の見守り」として機能させることも計画しており、付加価値を生み出す新ビジネスとして提案している。

photo 大豊機工のスマートメーター
photo 水道メーターを模した管理画面。同社がカスタマイズ作成し提供したという。

 見守りというプライバシー保護が欠かせないサービスとして提供するため、このサービスではネットワークについて、一般的なインターネット網ではなく3G通信を用いた閉域ネットワークを利用予定。単なるM2Mではなく、ネットワーク種別までもサービスの一環に組み込めるのはネットワークサービスを専門とする同社ならではのサービスメニューと言える。

歩行支援カートのM2M化

 RT.ワークスが手掛ける高齢者向け歩行支援カート「歩行アシストカート」のM2M化も、同社ブース展示の見どころの1つだ。

 この歩行支援カートは経産省の介護支援ロボット事業にも認定されたもので、「屋外を移動する見守り」がコンセプト。高齢者向け歩行支援カートの機能はもちろんのこと、3G通信モジュールを搭載しており、利用者が屋外にいても現在地のモニタリングや加速度センサーを使っての状態把握(倒れていないかなど)が可能だ。

photo RT.ワークス「歩行アシストカート」の概略図 歩行支援の他、ネットワークによる見守り機能も搭載する

 ネットワークには3Gネットワークが利用されており、現在地モニタリングや状態把握(見守り)に関するクラウド上のアプリケーションはRT.ワークスが用意する。一般的に、モニタリングや状態把握といったクラウドアプリケーション、組込プログラムでは多大な通信トラフィックを必要としないため、NTTPCコミュニケーションズの「Field Cloud」M2Mモバイルネットワークサービスでは必要な通信量に合わせた料金プランを提案しているのだという。

テレマティクスソリューションもワンストップで提供

 もうひとつ、同社「Field Cloud」を活用した展示で注目なのが、3Gネットワークとクラウドを組み合わせたテレマティクスソリューションだ。これは専用端末を車両のOBDコネクタにセットすることで、3Gネットワーク経由で法人向けの車両運用管理ならびに、車両をプローブとしてのビッグデータ収集・活用を行えるというものだ。

photo 車両へ搭載する、3G通信モジュールを搭載したOBDデバイス

 汎用規格であるOBDコネクタを利用するので自動車メーカー、車種を問わず、簡単に車両への取り付けが可能な他、燃費やアクセルの挙動等をクルマ側から直接取得できるため、精度の高いデータ取得が可能だ。

 GPSを利用した車両位置の把握と、OBDコネクタ経由での運転挙動モニタリングが同時に行えるため、車両の運行状況管理と挙動データを基にした安全運転の指導を行える。同様のシステムは公共交通機関にも採用例があるが、展示のシステムでは小規模(車両10台程度)からの導入が可能なので、地方自治体のコミュニティバスなどでも導入でき、価格面でも3Gネットワークをセットにして1台当たり月額2000円(税抜)程度からの提供を計画しているという。

photo 組み合わせるクラウド上でのアプリケーション次第で、運行状況をWeb画面から確認することもできる

 また、同社以外のクラウドサービス、既存のオンプレミスサーバとのデータ連携に利用できるAPIやEAIも提供する。収集したデータは同社クラウドデータベース上に蓄積されるが、このAPIやEAIが提供されることで自動車メーカーやサプライヤーは自社CRMや業界に特化したシステムとセンシングデータを連携させ、市場データを解析したり、自動車開発の一助としたりすることもできる。通信端末からネットワーク、クラウド、さらにアプリケーションや管理者用UIに至るまで、M2Mに必要なコンポーネントを自由な組み合わせで提供できる同社ならではの取り組みと言えよう。

photophoto 同社M2M技術とネットワーク、クラウドを組み合わせた罠監視通報装置「みまもり楽太郎」(BAL'S)も展示されていた。ワナが作動するとマグネット式のセンサーが動いて本体の電源が入り、FOMA網を通じてメールが管理者に送られる仕組みで、和歌山市を始め、多くの自治体などで導入実績を持つ。ピンクの鹿に危険性はないように見えるが……

 こうして紹介したM2Mソリューションを支えるのが、同社の提供する「Field Cloud」M2Mクラウドプラットフォームサービスだ。

 「Field Cloud」M2Mクラウドプラットフォームサービスはネットワークソリューションを長年手掛ける同社のサービスだけに、有線無線を問わず、またインターネット接続または“閉域網だけ”の接続(VPNタイプ)など選択が可能で、海外からのアクセスも含め、セキュリティや多様な利用シーンへの対応が大きな要件となるM2Mシステム構築に適する他、接続するためのソフトウェアモジュール(デバイスエージェント)のサンプルコードも同社より提供されるため、デバイスの種類やプロトコルを問わない接続もでき、システムの柔軟性も高い。

 また、前段で紹介したようにNTTグループの一員であることから、モバイルの通信端末(通信モジュール)を含めたネットワーク全域、そして接続先であるクラウド、クラウド上のアプリケーションまでもワンストップで提供できることもField Cloudの大きな特徴。クラウドのセキュリティもバックアップを含めて高信頼な体制であり、それは多種多彩な企業との取引実績が物語る。

 同社では現在、M2Mでビジネス展開を計画している技術者・開発者に向けて、 開発者支援サイト「DevCenter」にて、検証環境の提供を無料で行っている。簡単な登録を済ませるだけで、センサーからクラウドまでの接続を検証できるテスト環境が提供される他、APIの仕様、暗号化などを意識せずとも端末への機能実装を行えるサンプルコードなども提供している。

*「Field Cloud / フィールドクラウド」はNTTPCコミュニケーションズの登録商標です。

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提供:NTTPCコミュニケーションズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部/掲載内容有効期限:2014年12月31日