山洋電気、高効率・高トルクの5相ステッピングモータを開発FAニュース

5相ステッピングシステム「SANMOTION F5」のラインアップを拡充し、取り付けフランジサイズ42mm角、60mm角、86mm角のステッピングモータを開発。高効率・高トルクで、半導体関連装置や医療機器、一般産業機器の高性能化に対応できるという。

» 2014年11月27日 07時00分 公開
[MONOist]

 山洋電気は2014年11月6日、5相ステッピングシステム「SANMOTION F5」シリーズのラインアップを拡充し、高効率・高トルクを可能にしたステッピングモータを開発したと発表した。同年12月1日から販売を開始する。

 新開発のステッピングモータは、同社従来製品の「103F8583-7241」と比べてモータの温度上昇値が46%低減し、装置の発熱を抑えられる。エネルギーロスも少なく、高効率で省エネルギーにも貢献できる。

 ホールディングトルクは8.07N・mで、従来製品と比べて24%向上し、高トルクが求められる装置にも対応可能だ。UL・CEマーキングにも適合しており、海外でも安心して使用できるという。

 ラインアップは、モータの取り付けフランジサイズ42mm角、60mm角、86mm角の3種で、それぞれ片軸・両軸がある。価格はオープン。半導体関連装置や医療機器、一般産業機器などの高性能化に対応できるとのことだ。

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