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» 2014年12月10日 13時40分 UPDATE

実装ニュース:パナソニックが変種変量生産向け実装機で新製品、実装速度は従来比10%向上

パナソニック ファクトリーソリューションズは、電子部品の実装、検査、塗布などを1台で行える、変種変量生産向けのプロダクションモジュラーの新製品「NPM-W2」の受注を2014年12月に開始すると発表した。

[MONOist]

 パナソニック ファクトリーソリューションズは2014年12月10日、電子部品の実装、検査、塗布などを1台で行える、変種変量生産向けのプロダクションモジュラーの新製品「NPM-W2」の受注を同月内に開始すると発表した。

 NPM-W2は、軽量の16ノズルヘッドとマルチ認識カメラを組み合わせた「高生産モード」の採用により、従来品の「NPM-W」比で10%増となる7万7000cph(1時間に実装できるチップ数)という最高実装速度を実現した。また、高生産モードを使用しない「高精度モード」では、最高実装速度は7万cphになるものの、装着精度は±40μmから±30μmに向上する。


プロダクションモジュラーの新製品「NPM-W2」 プロダクションモジュラーの新製品「NPM-W2」(クリックで拡大) 出典:パナソニック ファクトリーソリューションズ

 さらに、オプション設定により、装着精度を±25μmに高めたり、最先端の03015部品(0.3×0.15mmサイズ)の実装に対応したりできる。従来品の装着精度は、最高で±30μmであり、0402部品(0.4×0.2mmサイズ)までの実装にしか対応していなかった。

 稼働中の台車を交換する機能の新搭載とツイントレイの組み合わせにより、独立機種切り替えが可能になった。これを利用することで、実装機内の前後のレーンで同一機種基板を生産すれば大量生産が行える。前後のレーンと前後のヘッドを独立動作させれば、レーン毎の異品種独立実装による小ロット生産にも対応可能だ。

 加えて、前後のヘッドを独立動作させる独立実装モードと、前後のヘッドを同一機種生産に使用する交互実装モードを同一ライン内で組み合わせると、異品種基板生産時の部品点数違いによるラインアンバランスを解消できる。

 この他、高さ30mmまでの部品への対応や、熟練技術者でなくても簡単かつ確実な操作を行えるフィーダー段取りナビソフト、実装品質をさらに安定化させられるマルチ認識カメラ、8mmと薄型のシングルフィーダーなどを採用したという。

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