“グローバル化”とは何かをあらためて考える製造マネジメント メルマガ 編集後記

「グローバル」とは1つの基準や価値ではない!?

» 2014年12月24日 15時00分 公開
[三島一孝,MONOist]

 この記事は、2014年12月24日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


“グローバル化”とは何かをあらためて考える

 2014年もいよいよ終わりを告げようとしています。日系製造業の2014年を総括すると、全体的には回復傾向が続いた1年だったといえるでしょう。円高や業界構造変化など過去5年の間に苦しみを伴う改革を経て、より変化に柔軟な体制構築が進んだことが奏功し、過去最高レベルの利益を生み出す企業が数多くあります。政権交代もなく大きな経済変動も現状では見えないことから2015年も引き続き主要企業にとっては、回復傾向が続くと見られています。

 かといって課題がないかというとそういうわけではありません。

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