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» 2015年01月08日 14時00分 UPDATE

キャリアニュース:外国人技術者や海外経験者の積極採用、高スキル職種の需要が地方で拡大――2015年転職市場のトレンド予測

人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンが2015年の転職市場のトレンドを予測。2015年も活況が続く見通しだとしている。

[MONOist]

 人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンが2014年12月18日、国内の転職市場における2015年のトレンド予測を発表した。

 国内の転職市場は「女性の社会参画に関する意識の拡大」「クラウドコンピューティング戦略の導入促進」「急速に進化するデジタルマーケティングへの対応強化」等の流れから、2015年も活況が続く見通しだという。

 さらに同社は2015年の主なトレンドとして、次の10項目を挙げている。

女性人材が引き続き注目を集める年に

 「2020年までに官民の指導的地位に占める女性の割合を30%にまで引き上げる」という政府目標を意識した取り組みが継続。

ITプロフェッショナルの需要拡大

 円安が進むことで、これまで海外のIT技術者を利用していた企業が、国内での採用・業務委託に切り替える動きが既に始まっている。

モバイルマーケティングは新たな時代に突入

 あらゆる業界でデジタルマーケティングのスペシャリストに対する需要が大幅に拡大する見通し。特にiOSやAndroidのスキルを持ったモバイル開発者への需要が高まると予測。

海外経験者の積極採用

 ビジネスのグローバル化が進む中、海外での就業経験があり、グローバルな感覚を持った人材がこれまで以上に強く求められる。

フレックス労働の推進

 柔軟な勤務体制を推進することで、人材確保を目指す企業が増加。評価体制も労働時間より生産性が重視されつつある。

人事プロフェッショナルの需要拡大

 企業が求めているスキルと求職者のスキルにギャップがある。人材のミスマッチが深刻な状況にある中、採用スペシャリストとしてだけではなく、人材の流出を防ぐ上でも、人事スペシャリストがより企業の中で重要な役割を担うようになる。

英語教師の求人が増加

 義務教育における英語学習が、現在よりも2年前倒しとなる小学3年生から取り入れられる方向で動き出した。実現すると、全国2万校を超える小学校で英語教師と英語を母国語とするアシスタント教師が採用されることになる。

地方における高スキル職種の需要拡大

 政府が地方創生戦略を掲げ、地方に人材を動かそうとしているものの、移住先での仕事探しに不安を感じる求職者も多い。そこで政府は、地方の企業が新たなビジネスチャンスを作るための交付金も検討中。高スキル職種を中心に、地方での人材採用ニーズが高まっていくと考えられる。

外国人労働者の需要拡大

 安倍政権が掲げている労働改革の1つが、海外からの技能労働者の受け入れ拡大。国際経験豊かな人材を国内市場に受け入れる動きは、自動車関連業界などの製造業を中心に活発化すると見られる。

モバイル・リクルーティングの拡大

 モバイル端末による求人・転職活動が活発化すると考えられる。企業各社は今後も引き続き、求人サイトの最適化などに投資していくものと予測される。

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