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» 2015年01月23日 14時00分 UPDATE

東京オートサロン2015:「コペン」の着せ替えは樹脂外板だけじゃない、スマホ活用で内装もスッキリ

ダイハツ工業が「東京オートサロン2015 with NAPAC」で披露したサードパーティーとの連携によるデザインコンセプトの中に、内装部品の着せ替えの事例となる製品があった。

[朴尚洙,MONOist]

 ダイハツ工業は、カスタムカーの展示会「東京オートサロン2015 with NAPAC」(2015年1月9〜11日、幕張メッセ)において、軽スポーツ「コペン」の特徴の1つ「DRESS-FORMATION」について、サードパーティーと連携したデザインコンセプトを披露した。

 コペンは、樹脂製の外板をスマートフォンカバーのように着せ替えられる機能を備えている。今回展示されたデザインコンセプトは、ダイハツ工業やそのグループ企業以外のサードパーティーが設計したもので、樹脂外板の着せ替えの可能性を示している。また、サードパーティーのデザインコンセプトの他、ダイハツ工業が2015年半ばに発売を予定しているコペン「第3のモデル」も披露した。この第3のモデルは、2014年6月発売の「コペン ローブ」の樹脂外板とヘッドランプを着せ替えることで手に入れることができる。

「コペン」の「第3のモデル」の外観「コペン」の「第3のモデル」の外観 「コペン」の「第3のモデル」の外観(クリックで拡大)

 しかしDRESS-FORMATIONは、この樹脂外板の着せ替えだけにとどまるものではない。ダッシュボード周りの内装部品を交換して自分好みにすることもできるのだ。今回、D-SPORTが手掛けたデザインコンセプト「COPEN XPLAY×D-SPORT(ストリート仕様)」を使って、サイバーストークが開発した「アンプ内蔵型スマートフォンホルダー」が展示されていた。交換用内装部品としては初の事例となる。

sp_150122autosalon_daihatsu_03.jpgsp_150122autosalon_daihatsu_04.jpg コペンのインストルメントパネルに組み込まれた「アンプ内蔵型スマートフォンホルダー」の外観。左側の写真はスマートフォンを設置して前から見た状態で、右側の写真は後ろから見た状態(クリックで拡大)

 アンプ内蔵型スマートフォンホルダーは、スマートフォンを設置するためにインストルメントパネル内部からせり出すホルダーと内蔵の小型アンプ、スマートフォンに電力を供給するケーブル、5つのボタンによる操作スイッチから構成されている。東和電子と共同開発した小型アンプは、定格電力20W/出力4チャネルで「納得できる音質を実現した」(サイバーストーク)という。アンプとスマートフォンの通信接続は、電力を供給するケーブルではなくBluetoothを用いる。

 スマートフォン内の音楽ファイルを再生して楽しむ以外に、スマホアプリを使った簡易カーナビゲーションとしても利用できる。

「コペン」の純正カーナビゲーションシステムを装着した状態 「コペン」の純正カーナビゲーションシステムを装着した状態(クリックで拡大)

 コペンのインストルメントパネル中央部のユニットを交換する形で装着するが、その交換作業にかかる時間は10分程度で済む。価格は5万円前後を想定している。

 サイバーストークが、アンプ内蔵型スマートフォンホルダーを開発した背景には、スマートフォンの活用だけでなく、内装のデザイン性向上の観点からも要望があったという。「コペンの純正カーナビゲーションシステムを装着すると、ダッシュボードの中央が突き出すような形状になってしまい、軽スポーツカーのデザイン性を損なうという意見があった。そこで、ダッシュボードの形状はほぼ変更しない形で、スマートフォンを使って高音質のカーオーディオやカーナビゲーションを利用できる製品を開発しようと考えた」(同社)という。

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