周波数帯域DC〜65GHz対応の小型高性能コネクタを発売FAニュース

日本モレックスは、3.56mmピッチで周波数帯域DC〜65GHzに対応する「SMPM RFブラインド嵌合コネクタ」を発表した。標準SMPコネクタに比べ、30%小型化している。

» 2015年02月11日 07時00分 公開
[MONOist]

 日本モレックスは2015年1月22日、3.56mmピッチで周波数帯域DC〜65GHzに対応する、小型高性能コネクタ「SMPM RFブラインド嵌合コネクタ」を発表した。高密度コンピューティングや通信用途向けとなる。

 SMPM RFブラインド嵌合コネクタは、標準SMPコネクタに比べて30%小型化し、基板対基板のブラインド嵌合用途において、システム質量の軽量化を可能にした。最高レベルの周波数特性が求められる航空宇宙/防衛用途規格「MIL-PRF-39012」に準拠し、優れた周波特性を備えた。

 また、セルフアライメント機能により、基板対基板の嵌合時に生じる軸と径方向の位置ズレを最大0.25mm自己補正できる。これにより、複数嵌合サイクルにおいても電気性能を損なうことがない。

 さらに、プッシュオン設計を採用し、ネジや治具がなくても取り付けできる。同社のTemp-Flex同軸フレキシブルマイクロ波ケーブルにも対応しており、同ケーブルの終端とアセンブリーを併用することで、トータルコストも低減できる。

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