3列シート車「ジェイド」の燃費は25.0km/l、IPUをセンターコンソールに縦置きエコカー技術(1/2 ページ)

ホンダは、セダン並みの低い全高に、ミニバンと同等の居住性とユーティリティーを実現した3列シートのハイブリッド車「ジェイド」を発表した。電池パックやインバータ、DC-DCコンバータなどを内蔵するIPU(インテリジェントパワーユニット)を、1列目シートのセンターコンソールに縦置きで組み込んでいる。

» 2015年02月12日 12時00分 公開
[朴尚洙,MONOist]

 ホンダは2015年2月12日、セダン並みの低い全高に、ミニバンと同等の居住性とユーティリティーを実現した3列シートのハイブリッド車「ジェイド」を発表した。同年2月13日に発売する。税込み価格は主力グレードの「HYBRID」が272万円、運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を搭載する上位グレードの「HYBRID X」が292万円。月間販売目標台数は3000台。

 ジェイドは、足回りや床下部品の小型化を徹底し、効率良くレイアウトした超高密度低床プラットフォームを採用。1550mm未満の機械式立体駐車場の制限に対応した全高を実現するとともに、3列目シートも備えている。

「ジェイド」の外観「ジェイド」の外観 「ジェイド」の外観(クリックで拡大) 出典:ホンダ
「ジェイド」の内装
「ジェイド」の内装 「ジェイド」の内装(クリックで拡大) 出典:ホンダ

 排気量1.5l(リットル)の直噴ガソリンエンジンと1モーターのハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD(以下、i-DCD)」の組み合わせにより、JC08モード燃費は25.0km/lとなっている。この他、先行車両だけでなく歩行者も検知できる運転支援システムのホンダ センシングも搭載した(関連記事:新型「レジェンド」が「世界初」の歩行者との衝突を自動回避するシステムを採用)。

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