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» 2015年02月26日 08時00分 UPDATE

Sクラス クーペを超える快適性:復活「マイバッハ」は「究極のエクスクルーシブ」を求めるブランドに (1/2)

メルセデス・ベンツ日本は「メルセデス・マイバッハ Sクラス」を発表。ダイムラーの最上級ブランドであるマイバッハの2年ぶりの復活となる。同社のもつさまざまな技術を搭載し、「Sクラス」の最上位グレードに位置する新たなフラッグシップモデルだ。

[陰山遼将,MONOist]

 Daimler(ダイムラー)の日本法人であるメルセデス・ベンツ日本は2015年2月25日、東京都内で会見を開き、「メルセデス・マイバッハ Sクラス(以下、マイバッハ Sクラス)」を発表した。ダイムラーの最上級ブランドだった「Maybach(マイバッハ)」は、2013年に廃止されたが、2014年11月に開催された「ロサンゼルスモーターショー2014」で、メルセデス・ベンツ傘下での復活を発表していた。同日より注文受け付けを開始する。


Sクラス クーペをベースに、より快適な後部座席空間に

 マイバッハ Sクラスは、排気量4.7l(リットル)のV型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載する「S 550」と、同6.0lの12気筒ツインターボエンジン搭載の「S 600」の2車種が用意された。税込み価格はそれぞれ税込み2200万円と2600万円だ。

rk_150225_benz01.jpg 「メルセデス・マイバッハ Sクラス」(クリックで拡大)
rk_150225_benz02.jpgrk_150225_benz03.jpgrk_150225_benz04.jpg 正面、側面、斜め後方から見た「メルセデス・マイバッハ Sクラス」(クリックで拡大

 マイバッハ Sクラスの外形寸法はS 550、S 600ともに全長5460×全幅1900×全高1495mm、ホイールベースは3365mmだ。マイバッハ “Sクラス”と名付けられているように、日本国内では2014年末から販売開始された新型「Sクラス」の最上位グレードに位置付けられる。「S 550 ロング」や「S 660 ロング」と比較すると、全幅や全高は同じなのに対して、全長が210mm、ホイールベースが200mm長くなっている。この伸長分を、ゆとりある快適なリヤシート空間の構築に活用している。

rk_150225_benz05.jpgrk_150225_benz06.jpg 「メルセデス・マイバッハ Sクラス」のリヤシート部分(クリックで拡大)。

 リヤシートは左右ともに座席の下からせり上がるレッグレスト(オットマン)を備えており、最大43.5度までのリクライニングが可能だ。また、Sクラス クーペから採用されたホットストーン式マッサージ機能、アームレストなどの手に触れる部分をあたためるヒーターなど、Sクラスに設定された全ての快適性に関する機能が投入された。車室内空間は、空力性能の追求や専用設計した遮音材を導入することで、世界最高水準の静粛性を実現したという。

rk_150225_benz08.jpgrk_150225_benz07.jpg 「メルセデス・マイバッハ Sクラス」専用のシャンパングラス(左)と収納スペース(右)(クリックで拡大)

 また、メーカーオプションにはさらなる快適性を追求したパッケージを用意。「ファーストクラスパッケージ」では、リヤシートのアームレスト後端にサーモスタット制御のクーリングボックスを備える。そして冷やした飲み物は、ドイツの銀食器メーカーであるROBBE&BERKINGが、マイバッハ専用に製作したシャンパングラスで楽しむことができ、左右のリヤシートの間はこのグラスのための専用収納スペースも設置される。

rk_15225_benz09.jpg 「メルセデス・マイバッハ Sクラス」のフロントシート部分(クリックで拡大)

 さらに、車室内の音響にこだわるユーザー向けに、ドイツの音響メーカーであるBurmester製のハイエンド3Dサラウンドシステムを搭載するパッケージオプションも用意。24個のスピーカーとアンプによる、5.1chサラウンドの臨場感あふれる音質とともに、左右のフロントシートの背面に設置される10インチのモニターで映像を楽しむことも可能だ。

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