「自分もMakerになれる」――ニューヨークの「World Maker Faire」Geeks便り(1/3 ページ)

モノづくりアイデア投稿交流サイト「Geeks」からワクワク感あふれるトピックスを紹介する「Geeks便り」。今回は米国ニューヨーク市で開催された「World Maker Faire New York」を紹介する。

» 2015年03月23日 10時00分 公開
[Geeks/MONOist]
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本記事はモノづくりアイデア投稿交流サイト「Geeks」から転載しています。


 ニューヨーク市で開催された「World Maker Faire New York」(2014年9月20、21日)の会場となったのは「New York Hall of Science」と呼ばれる科学館。エンパイア・ステート・ビルからは約15km離れたところに位置しています。

 ディアボーン市のヘンリーフォード博物館で開催された「Detroit Maker Faire」の時も博物館とMaker Faireの両方が楽しめました。今回もそれと同じく体験型のものが、この科学館に多く展示されており、とても楽しめました。

 例えば、この体重計(写真)に乗ると「自分の体のうち何%が水分か」を測ってくれて、巨大なビーカーの中にある液体で実際の容積も教えてくれます。

 私の水分量は55%でした。マッシュルームの90%、サボテンの85%、タランチュラの65%の水分量です。これらと比較するとかなり低いですね。

 会場にはもちろん多くの方が訪れていました。 今回のMakerFaireは子どもの出展者が特に多く感じられました。小さな時からいろいろなMakeに親しむことが出来て本当にうらやましい限りです。

 下の写真は土と粘土を混ぜ合わせたものを天日干し、またはオーブンで焼いて乾燥させた、ブロック状のモノです。プラスチックのブロックとはまた違った自然な味わいが出ていて癒される感じです。

 今回私が一番興味をそそられたのは下のブースです。

 微生物が生物解性時に発生するエネルギーを使って発電しています。現段階ではスマートフォンを充電するのに1〜2週間かかるそうですが、「どうやればもっと早く発電できるか」を研究中だそうです。将来、外に出たら公園や庭の土を使ってケータイを充電するという日が来るのかも知れません。

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