コンデンサ内蔵のスピードコントロールモーターユニットを発売FAニュース

オリエンタルモーターは、スピードコントロールモーターユニットの新製品「US2シリーズ」を発売した。コントローラにデジタル表示パネルと設定ダイヤルを搭載し、操作性が向上した。

» 2015年04月24日 07時00分 公開
[MONOist]

 オリエンタルモーターは2015年4月6日、スピードコントロールモーターユニット「US2シリーズ」を発売した。

 US2シリーズは、ユニットタイプスピードコントロールモーター「USシリーズ」の後継機となる。スピードを設定するコントローラにデジタル表示パネルと設定ダイヤルを搭載し、操作性が向上した。配線も容易で、モーターとスピードコントローラをコネクタで接続し、電源につなぐだけですぐに起動できる。スピードコントローラには、進相コンデンサを内蔵し、結線や配線を不要とした。

 さらに、モーターに搭載するレートジェネレータで回転速度をチェックすることで、負荷が変動しても設定速度を保つことができる。速度変動率は±1%(参考値)。また、制御回路のデジタル化により、負荷が変動しても安定した動作が可能だという。

 ギヤ出力軸回転速度・コンベア搬送速度の表示設定、データ保護機能の他、モーターの異常発熱や接続不良、出力軸が拘束されたことを検出する保護機能なども備えた。

 

 ラインアップは、直交軸ギヤードタイプ(出力25/40/90W)、平行軸コンビタイプ(出力6/15/25/40/60/90W)、丸シャフト(6/15/25/40/60/90W)の3タイプで、価格(税別)は、それぞれ2万6650円、1万9300円、1万4450円からとなる。

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