タッチパネルインタフェースにワイヤレスLAN内蔵モデルを追加FAニュース

デジタルは、タッチパネルインタフェース「SP5000シリーズ」のラインアップを拡充し、ワイヤレスLAN内蔵モデルを発売した。ベゼル部分にワイヤレスアンテナを内蔵し、無線LANルータの選定や設置の手間を省くことが可能だ。

» 2015年06月10日 07時00分 公開
[MONOist]

 デジタルは2015年6月1日、製造装置に組み込まれている各種制御機器の情報と生産管理の情報をつなぐタッチパネルインタフェース「SP5000シリーズ」のラインアップを拡充し、ワイヤレスLAN内蔵モデルを発売した。

 今回発表されたワイヤレスLAN内蔵モデルは、各種環境規格を取得したベゼル(枠)部分にワイヤレスアンテナを内蔵。無線LANルータの選定や設置の手間を省き、粉じんやほこりによる故障を軽減できる。

 また、無線を活用することで、装置の立ち上げ時やメンテナンス時にPCに接続する必要がない。そのため、デバッグ効率が向上し、効率的な作業が可能になるという。ネットワークに組み込むためのケーブル配線も不要で、工数やコストも軽減できる。

 さらに、産業用途に特化したタブレット・スマートフォン向け遠隔監視アプリケーション「Pro-face Remote HMI」により、タブレットやスマートフォンで生産状況や装置の状態を確認できる。

 IP65F/IP66F/IP67Fの各種海外安全規格も取得し、ほこりや水滴、オイルミストがある環境でも利用できる。参考標準価格は34万4000円(税別)。

photo

FAメルマガ 登録募集中!

famerumaga

MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。

ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。


関連キーワード

LAN | タッチパネル | FAニュース | 無線LAN | 生産管理


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.