“つながる工場”に向け、ついに“つながり”はじめた日本FA メルマガ 編集後記

“黒船”に対抗するにはまず“内の輪”を。

» 2015年06月19日 12時00分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2015年6月19日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


“つながる工場”に向け、ついに“つながり”はじめた日本

 ドイツのモノづくり革新プロジェクト「インダストリー4.0」や米国の民間企業連合「インダストリアルインターネットコンソーシアム」などIoT(Internet of Things、モノのインターネット)やICTの力をフル活用した、新たなモノづくりの姿を目指す動きが活発化しています。中国やフランスなども同様の動きを見せる中、これまで“まとまらない”ことが懸念されていた日本企業が、ようやく“まとまる”動きが進み始めてきました。

 その象徴的な動きの1つが、日本機械学会 生産システム部門 「つながる工場」分科会が母体となって生まれる「Industrial Value Chain Initiative(IVI)」です。2015年6月18日に発足し活動を開始し始めました(関連記事:“日本版インダストリー4.0”のカギは“緩やかな標準”――新団体「IVI」発起人)。

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