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» 2015年06月19日 15時00分 UPDATE

エコカー技術:「インプレッサ」がハイブリッド化で燃費26%向上、「アイサイト」は第2世代 (1/2)

富士重工業は、主力車「インプレッサSPORT」のハイブリッドモデル「インプレッサSPORT HYBRID」を発表。同社のハイブリッド車第2弾で、独自の「シンメトリカルAWDレイアウト」に最適化したハイブリッドシステムの採用により、JC08モード燃費はインプレッサSPORT比で約26%向上となる20.4km/l(リットル)を達成した。

[朴尚洙,MONOist]

 富士重工業は2015年6月19日、主力車「インプレッサSPORT」のハイブリッドモデル「インプレッサSPORT HYBRID」を発表した。クロスオーバーSUV「XV HYBRID」に続く、ハイブリッド車第2弾となる。同社独自の「シンメトリカルAWDレイアウト」に最適化したハイブリッドシステムの採用により、20.4km/l(リットル)のJC08モード燃費を達成。ハイブリッド車専用の外観や内装を採用し、インプレッサSPORTの上位グレードの位置付けで展開する。税込み価格は250万5600〜263万5200円。月間販売目標台数は500台。

「インプレッサSPORT HYBRID」の走行イメージ 「インプレッサSPORT HYBRID」の走行イメージ(クリックで拡大) 出典:富士重工業
sp_150619fhi_02.jpgsp_150619fhi_03.jpgsp_150619fhi_04.jpg 「インプレッサSPORT HYBRID」の外観(クリックで拡大) 出典:富士重工業
sp_150619fhi_05.jpgsp_150619fhi_06.jpg 「インプレッサSPORT HYBRID」の内装(クリックで拡大) 出典:富士重工業

 インプレッサSPORT HYBRIDのハイブリッドシステムは、排気量2.0lの水平対応4気筒エンジン「FB20」と、モーターを組み込んだ専用CVTから構成されている。これは、XV HYBRIDと同じ。ただし、二次電池パックのエネルギーマネジメントを見直し、高速領域で回生エネルギーを活用するような制御に変更した。これにより回生頻度が向上し、XV HYBRIDのハイブリッドシステムよりも積極的に二次電池パックを使うことで、燃費向上を図ったとしている。

「インプレッサSPORT HYBRID」のハイブリドシステムのイメージ 「インプレッサSPORT HYBRID」のハイブリドシステムのイメージ(クリックで拡大) 出典:富士重工業

 インプレッサSPORTの排気量2.0lエンジンモデルにも採用されているFB20は、最高出力110kW(6000rpm)/最大トルク196Nm(4200rpm)。モーターは、最高出力10kW/最大トルク65Nmとなっている。二次電池パックは、XV HYBRIDと同様に、ニッケル水素電池セルを21個直列で接続したもので容量は5.5Ahである。

 非ハイブリッド車であるインプレッサSPORTの排気量2.0lエンジンモデルのAWD車は、JC08モード燃費が16.2km/l。インプレッサSPORT HYBRIDは20.4km/lなので、ハイブリッド化によって燃費が約26%向上したことになる。ただし、燃料タンク容量は、インプレッサSPORTの排気量2.0lエンジンモデルの60lから、インプレッサSPORT HYBRIDで52lに削減されている。

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