中小企業のロボット参入を支援、都が試作や試験を含めた実用化支援

東京都立産業技術研究センターが、中小企業のロボット分野参入支援を目的とした「ロボット産業活性化事業」を開始、その拠点となる「東京ロボット産業支援プラザ」を開設する。

» 2015年06月24日 10時41分 公開
[渡邊宏MONOist]

 東京都立産業技術研究センター(都産技研)は2015年6月23日、中小企業へのロボット分野参入支援を目的とした「ロボット産業活性化事業」を開始、その拠点となる「東京ロボット産業支援プラザ」を同年7月1日に開設すると発表した。

 本事業はロボット技術と市場ニーズのマッチングを図ることで、ロボット技術の実用化及び製品化、新サービスの事業化を支援する。具体的にはロボット開発に必要な基礎技術の開発と中小企業への技術移転、共同開発スペースの提供、ロボットの試作・評価支援、各種セミナー開催などを行う他、生活支援ロボットの市場投入に必要となる安全認証取得の支援も行う予定だ。

 東京ロボット産業支援プラザはテレコムセンター(東京都江東区青海)内に設置、2016年4月からの実運用開始を目指す。

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