ニュース
» 2015年06月30日 16時00分 UPDATE

車載半導体:フリースケールが車載マイコンをARM化、ソフト開発重視のトレンドに対応 (1/2)

Freescale Semiconductor(フリースケール)は、ARMのマイコン向けプロセッサコア「Cortex-M4」を採用した車載マイコン「S32K」を発表。同社の車載マイコンにARMコアを本格採用していく方針を明らかにした。

[朴尚洙,MONOist]

 Freescale Semiconductor(フリースケール)は2015年6月23日(米国時間)、ARMのマイコン向けプロセッサコア「Cortex-M4」を採用した車載マイコン「S32K」を発表するとともに、同社の車載マイコンにARMコアを本格採用していく方針を明らかにした。

 S32Kは、動作周波数112MHzのCortex-M4を搭載しており、RAMは最大256Kバイト、フラッシュメモリは最大2Mバイトとなっている。これらの他、インタフェースでは次世代CANであるCAN FDに対応しており、車載セキュリティのための暗号化コア「SHE」も搭載した。

 主な用途は、Cortex-M4が持つDSPやFPU(浮動小数点演算ユニット)の機能を活用した、高度なボディシステムやシャシーシステム、モーター制御システム、ゲートウェイECUなどを想定している。パッケージはLQFPで、端子数は64本、100本、144本、176本の4品種をそろえる。サンプル供給は2015年7〜9月に始め、量産販売は2016年内の開始を予定している。

「S32K」のブロックダイヤグラム 「S32K」のブロックダイヤグラム(クリックで拡大) 出典:フリースケール
       1|2 次のページへ

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.