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» 2015年07月07日 12時00分 UPDATE

熱き5日間再び:全日本学生フォーミュラ開催! 岩手県連合チームがTVD搭載EV車両で初出場 (1/2)

自動車技術会は「第13回 全日本学生フォーミュラ大会」の開催概要を発表した。今回は大会初日に開会式が行われる他、初めて交流会の開催が決定し、参加者とスポンサー企業との交流の場が設けられる。

[與座ひかる,MONOist]

 自動車技術会は2015年7月6日、「第13回 全日本学生フォーミュラ大会」に関する記者説明会を行った。同大会は、静岡県袋井・掛川市内の小笠山総合運動公園(通称「エコパ」)にて開催される。開催期間は同年9月1〜5日の5日間。

 同大会は学生チームが自ら企画・設計・製作したフォーミュラカーを対象に競う競技会で、学生たちは約1年間にわたり車両の準備を行う。審査基準はスピードなどの走行性能だけでなく、設計デザインや車両のマーケティング、コスト面の管理、スポンサーシップの交渉など"ものづくりにおける総合力"で判断される厳しい大会だ。


トヨタ自動車 松本保志氏 トヨタ自動車 松本保志氏

 第13回の総エントリー数は90校。このうち9チームが「EVクラス(電気自動車部門)」にエントリーした。タイ・中国など海外からの参加も毎年あり、今大会は第12回大会では出場がなかった欧州(オーストリア)からの参加も1校ある。また、開会式と交流会が初めてプログラムに組み込まれたのも今回の特徴で、「従来の大会中には1700人を超える参加者とスポンサー企業が集結していた。せっかくここまで集まる機会はないので親交を深めようという思いで企画した」とトヨタ自動車 松本保志氏は話す。

 会場は前回と同じだが、安全面への考慮から場内のレイアウトが大幅に変更されることも発表された。今大会から大会本部、ピット、車検、静的審査エリアをスタジアムに変更。車検通過車両は大会本部が用意するセーフティローダで動的審査エリア(従来同様)まで移動する。

全日本学生フォーミュラ参加者数の推移。EVクラス参加チームが過去最高(クリックで拡大)出典:自動車技術協会 日本学生フォーミュラ参加者数の推移。EVクラス参加チームが過去最高(クリックで拡大)出典:自動車技術協会
第13回 全日本学生フォーミュラ大会のエントリーチーム一覧(クリックで拡大)出典:自動車技術協会 第13回 全日本学生フォーミュラ大会のエントリーチーム一覧(クリックで拡大)出典:自動車技術協会

 審査のレギュレーションは第12回大会とほぼ変わらないが、ICVクラス(ガソリンエンジン車)の排気音量の測定条件がA特性からC特性に変更され厳しくなった。学生チームはそれぞれ、このレギュレーションをクリアするために排気系の見直しを迫られる。

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