マーキング機器製品などの販売会社買収し、米国に現地法人を設立製造マネジメントニュース

日立産機システムは、産業用インクジェットプリンタなどのマーキング、ノリ接着、ラベル機器製品の販売・サービス事業を行う米IMS-Partnersを買収し、現地法人を設立する。

» 2015年07月08日 09時00分 公開
[MONOist]

 日立産機システム(以下、日立産機)は2015年6月18日、産業用インクジェットプリンタなどのマーキング、ノリ接着、ラベル機器製品の販売・サービス事業を行う米IMS-Partners(以下、IMS)を買収し、現地法人を設立すると発表した。

 日立産機は、Hitachi Americaおよび現地販売会社と連携し、2003年から米州でマーキング機器の販売・サービスを展開している。今回、IMSを買収し、Hitachi Americaと共同で、マーキング機器製品の販売・サービスを行うHitachi Industrial Equipment Marking Solutionsを設立。産業用インクジェットプリンタ事業に、ノリ接着事業・ラベル機器事業を加えることで、マーキング事業の拡大を図る。

 新会社の出資比率は、Hitachi Americaが80%、日立産機が20%となる。2015年7月から営業を開始し、マーキング機器製品などの販売に加え、アフターサービスにも取り組むという。

 日立産機では今後、新会社を中核拠点とした米国中西部マーキング事業の拡大を図り、他地域への進出も目指すとしている。

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