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» 2015年09月17日 06時00分 UPDATE

フランクフルトモーターショー2015:日産「グリップスコンセプト」はコンパクトクロスオーバーの“極限”に挑戦 (1/2)

日産自動車は、「フランクフルトモーターショー2015」において、クロスオーバーSUVのコンセプトカー「Nissan Gripz Concept(ニッサン グリップス コンセプト)」を公開した。同社のBセグメントのSUV「ジューク」とほぼ同サイズだが、よりスポーティーにすることで「コンパクトクロスオーバーの極限に挑戦した」(同社)という。

[朴尚洙,MONOist]

 日産自動車は2015年9月15日(欧州時間)、「フランクフルトモーターショー2015」(一般公開日:9月17〜27日)において、クロスオーバーSUVのコンセプトカー「Nissan Gripz Concept (ニッサン グリップス コンセプト)」を公開した。

 グリップス コンセプトの外形寸法は全長4100×全幅1890×全高1500mmで、ホイールベースは2580mm。同社のBセグメントのSUV「ジューク」が全長4135×全幅1765×全高1565mm、ホイールベースが2530mmなので、全幅を除けばほぼ同サイズのSUVとなる。ただし、これまでの同社のクロスオーバーSUVを継承するというよりも、コンパクトクロスオーバーの性能と実用性、そしてスポーツカーのワクワク感とパフォーマンスを兼ね備えることで、「コンパクトクロスオーバーというセグメントでどこまで挑戦できるか、その極限を表している」(同社専務執行役員でチーフクリエイティブオフィサーの中村史郎氏)という。

コンパクトクロスオーバーのコンセプトカー「ニッサン グリップス コンセプト」 コンパクトクロスオーバーのコンセプトカー「ニッサン グリップス コンセプト」(クリックで拡大) 出典:日産自動車
sp_150917nissan_02.jpgsp_150917nissan_03.jpg 「グリップス コンセプト」のフロントフェイス(左)とリヤビュー(右)(クリックで拡大) 出典:日産自動車
sp_150917nissan_04.jpgsp_150917nissan_05.jpg 「グリップス コンセプト」のサイドビュー(左)とトップビュー(右)(クリックで拡大) 出典:日産自動車
sp_150917nissan_06.jpgsp_150917nissan_07.jpg 「グリップス コンセプト」の内装。2+2構成になっている(クリックで拡大) 出典:日産自動車

「リーフ」の電動システムを使ったシリーズハイブリッドを搭載

 グリップス コンセプトのパワートレインは、電気自動車の技術をベースにしたシリーズハイブリッドシステム「Pure Drive e-Power」を採用している。モーターは、「リーフ」と同じものを使用しており、最高出力は80kW、最大トルクは254Nmという性能値も同じだ。

 Pure Drive e-Powerはシリーズハイブリッドなので、ガソリンエンジンは発電専用であり、走行の直接の動力源にはならない。リーフなどのEV開発で培ったさまざまな制御技術を反映できるので、「圧倒的な静粛性と優れた燃費効率、そして、スムーズで素早いリニアな加速が可能になる」(同社)としている。

 競合他社のプラグインハイブリッド車は、エンジンとモーターを併用するハイブリッドモードも利用できることが多い。日産自動車も「フーガ」や「スカイライン」、「エクストレイル」などでハイブリッド車を展開しているものの後発である。やはり同社が他社に先駆けているのは電気自動車の技術であり、グリップス コンセプトにはそれをそのまま活用できるシリーズハイブリッドのPure Drive e-Powerを搭載した。

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