kintone利用の「Pepper」動作設定サービスPepper

M-SOLUTIONSがサイボウズ「Kintone」と連携した、Pepper動作設定クラウドサービス「Smart at robo for Pepper」を提供開始した。動作やセリフが簡単に設定でき、ログの集計も容易だ。

» 2015年09月29日 15時00分 公開
[渡邊宏MONOist]

 M-SOLUTIONSは2015年9月29日、サイボウズ「Kintone」と連携したPepper動作設定クラウドサービス「Smart at robo for Pepper」の提供を開始したと発表した。

 kintoneとPepperの開発プラットフォームであるChoregrapheを連携させることで、Pepperの動作開発の効率を高める。Pepperにしゃべらせたいせりふを入力フォームに登録、同時に動作指定アイコンとPepperの胸部ディスプレイに表示する動画や画像を指定するだけで、Pepperに意図した動作をとらせることが可能になる。

 時間やPepper搭載のセンサーをトリガーとした動作設定も可能で、「指定された時間に商品を紹介」「ヒトが近づいたらあいさつする」「“こんにちは”と話しかけられると、指定のアクションを返す」などの設定も可能だ。また、近づいたヒトの検知結果や属性情報などのログをkintoneにリアルタイム保存することもできる。

「Smart at robo for Pepper」 「Smart at robo for Pepper」

 Smart at robo for Pepperの価格は1台当たり月額3万8000円(税別)で、初期費用として20万円(税別/1台当たり)が別途必要。この他にも別途有料のオプションとして、個別動作カスタマイズや導入コンサルティング、Pepperアプリ作成などを用意する。

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