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» 2015年10月09日 11時00分 UPDATE

CEATEC 2015:スタンレー電気がヘッドアップディスプレイの表示デバイスをモジュール化

スタンレー電気は、「CEATEC JAPAN 2015」において、ヘッドアップディスプレイ(HUD)の表示デバイスに用いる、セグメント表示液晶ディスプレイと高輝度バックライトを組み合わせたモジュールを展示した。

[朴尚洙,MONOist]

 スタンレー電気は、「CEATEC JAPAN 2015」(2015年10月7〜10日、幕張メッセ)において、ヘッドアップディスプレイ(HUD)の表示デバイスに用いる、セグメント表示液晶ディスプレイと高輝度バックライトを組み合わせたモジュールを展示した。

スタンレー電気のHUD用モジュール スタンレー電気のHUD用モジュールの外観(クリックで拡大)

 このモジュールに使用しているセグメント表示液晶ディスプレイには、HUDに最適な高コントラストのパッシブ駆動モード液晶ディスプレイである「PBTLCD(Pure Black Technology LCD)」を採用している。バックライトは、同社が得意とするLED技術に、輝度均一性を確保できる導光板を組み合わせて高輝度を実現した。表示色は、白もしくは赤の単色を切り替えて選択できる。

sp_151009ceatec_stanley_02.jpgsp_151009ceatec_stanley_03.jpg モジュールを用いたHUDのデモンストレーションの様子。白もしくは赤の単色を切り替えて表示できる(クリックで拡大)

 「こういったモノクロ表示のHUDは技術的には実現が難しいわけではない。しかしこれまでは、液晶ディスプレイ、光源のLED、導光板などを別々に購入して、ミラーやコンバイナなどの光学系と組み合わせてHUDのシステムを構築することが一般的だった。当社のモジュールの最大のメリットは、別々に購入していたこれらの部品を内製して一括納入できる点にある」(同社の説明員)という。展示は「開発中」という扱いにはなっていたが、顧客からの要望があれば、量産までにそれほどの時間はかからないとみられる。

 なおスタンレー電気は、圧電2軸MEMSミラーデバイスと半導体レーザー光源を用いたHUDも参考展示している。こちらは、フルカラーで表示範囲も広く、次世代のHUD向けの技術という位置付けになっている。

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