新型「プリウス」の「世界初」が意外と少ない理由は「TNGA」?モノづくり総合版メルマガ 編集後記

1個だけらしいです。

» 2015年10月15日 12時00分 公開
[朴尚洙MONOist]

 この記事は、2015年10月15日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


新型「プリウス」の「世界初」が意外と少ない理由は「TNGA」?

 2015年9月上旬に米国で初公開された、4代目となる新型「プリウス」。同年9月中旬の「フランクフルトモーターショー2015」での欧州初公開を経て、10月末から開催される「東京モーターショー2015」でついに日本発公開となります。

 10月13日には、新型プリウスに搭載する新技術の報道陣向け説明会が開催されました。現在は12月の発売に向けて開発の最終調整段階ということですが、目標とするJC08モード燃費40km/l(リットル)は、“一部グレード”というただし書きがありますが、どうにか達成されそうです(関連記事:新型「プリウス」は目標燃費40km/lをどうやって達成するのか)。

技術説明会で公開された新型「プリウス」のカットモデル 技術説明会で公開された新型「プリウス」のカットモデル(クリックで拡大)

 さてプリウスというと「世界初の量産ハイブリッド乗用車」という肩書もあってか、世界初の技術も多数搭載していそうな気もします。しかし、会見ではっきりと「世界初」を明言した技術は1つだけでした。

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