過去最低動員のCEATECが見せた光明モノづくり総合版メルマガ 編集後記

展示会「CEATEC JAPAN 2015」の動員は過去最低レベルとなりましたが、人だかりができていた展示が多数あったのも事実。CEATECが見せた光明とはなんでしょうか。

» 2015年10月22日 11時00分 公開
[渡邊宏MONOist]

 この記事は、2015年10月22日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


 展示会「CEATEC JAPAN 2015」(2015年10月7日〜10日)が無事に閉幕しました。ソニーや日立製作所、東芝といった大手企業の不参加が相次いだことから、寂しい展示会になるかと思われましたが、実際の所はどうだったのでしょうか。

 確かに家電メーカーが競って薄型テレビを出展していた頃に比べれば、CEATECの動員数は落ちています。今回の来場者数は約13万3000人で、会期が4日間になっているとはいえ、過去10年では最低の数を記録しています(台風のために開催時間を短縮した2009年も約15万人を動員しています)。ですが、人だかりできていた場所が多数あったのも事実です。

CEATEC JAPAN 2015の会場 CEATEC JAPAN 2015の会場

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