高反射材の安定加工を可能にした、ファイバーレーザー加工機を発表FAニュース

ヤマザキマザックは、新型ファイバーレーザー加工機「OPTIPLEX NEXUS 3015 FIBER」を発表した。従来のモデルでは切削が難しかった、銅・真ちゅう・アルミなどの高反射材も安定して加工できる。

» 2015年10月26日 07時00分 公開
[MONOist]

 ヤマザキマザックは2015年10月8日、新型ファイバーレーザー加工機「OPTIPLEX NEXUS 3015 FIBER(オプティプレックス ネクサス 3015 ファイバー)」を発表した。

 OPTIPLEX NEXUS 3015 FIBERは、コストパフォーマンスを追求したファイバーレーザー加工機のエントリーモデルとなる。従来のCO2レーザー加工機では切削が難しかった、銅・真ちゅう・アルミなどの高反射材も安定して加工できる。

 新たに開発されたマルチコントロールトーチと、各種のインテリジェント機能を標準で搭載。段取り作業の自動化と加工状況の監視などを機械が行い、是正することで、生産性の向上と高品質な部品加工を可能にした。

 また、人間工学を採用したタッチパネル式CNC装置「MAZATROL PREVIEW3」を搭載している。高速のCPUを内蔵したMAZATROL PREVIEW3により、レーザー発振指令の応答性の向上や最適加減速制御を可能とし、加工時間を短縮している。

 さらに、規定のパターンから選択するだけで簡単な形状の加工プログラムが作成できる、形状簡易入力機能も搭載。コンパクトマニュファクチャリングセル(多段パレットチェンジャ)やレーザーFMSなど、ユーザーの生産形態に合わせた自動化への拡張も可能だという。

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