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» 2015年11月05日 14時38分 UPDATE

ET2015 開催直前情報:「開発期間短縮と高品質の両立」を披露、IARシステムズ

ARMマイコンを中心に高いシェアを誇る「IAR Embedded Workbench」を提供するIARシステムズ。今回は静的解析機能も追加され、より利便性を高めた本製品をアピールする他、IoT開発の実例とも呼べるデモを実施する。

[渡邊宏,MONOist]

 2015年11月18〜20日の3日間、パシフィコ横浜で組み込み関連の最先端テクノロジーや基盤技術が多数集結する「Embedded Technology 2015/組込み総合技術展(以下、ET2015)」「IoT Technology 2015」が開催される。

 ET2015の開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ET2015/IoT Technology 2015の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する予定なので期待してほしい。

 ここではIARシステムズの展示内容について紹介する。国内外でトップレベルのシェアを有する、ARMマイコンを中心対象とした組み込み開発環境「IAR Embedded Workbench」を提供する同社だが、ET2015では「開発期間の短縮と高品質の両立」をテーマに機能紹介にとどまらない実践的なデモが行われる予定だ。

静的解析機能も追加され、より利便性を高めたIAR Embedded Workbench

 組み込みソフトウェア開発に求められる要件は非常に多く、同社は前回のET展(ET2014)において同社は機能安全とコンパイラ性能に焦点を当てた展示としていたが、今回は静的解析機能も追加され、より利便性を高めたIAR Embedded Workbenchの機能をくまなく紹介する。コード生成の効率を高める高性能コンパイラと、デバッガおよび静的解析ツールのシームレスな統合によって、品質の高さと開発時間の短縮を両立するとしている。

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 ブースではIAR Embedded Workbenchの機能的な紹介はもちろんのこと、IoTにおけるソフトウェア開発に直結するデモも行われる。「ルネサスのマイコン RZ/Aを搭載した二足歩行ロボットとスマートフォンによる操作」「東芝のアプリケーションプロセッサ TZ2000を用いた音声合成」を題材にしたデモが実施され、他にもGUIや機能安全に関するデモの実施も予定されている。

 同社では「IoT開発」も力点としており、同社製品は会場にて行われる「組込みIoTハッカソン」におけるツールベンダーとして協賛する他、今後は半導体各社が提供するIoT向けソリューション RTOS/ミドルウェアとの連携をさらに深め、単独のツールだけでなく、ソリューションの提供も行う予定だ。

 IoTがバズワードを脱し、実際の開発が行われるようになっている現在、ITと組み込み業界を隔てる“壁”は低く、小さなものとなっている。しかし、「ARMを初めて使う組み込みエンジニア」「アプリケーションメインで、ハードウェアに近い領域の組み込み関連業務に関連することのなかったエンジニア」など、まだまだITと組み込みの双方に精通したエンジニアが多くないことも事実だ。

 ARM環境を中心に広く使われている「IAR Embedded Workbench」を有する同社では各種トレーニングも定期的に開催しており、今回の展示ではその使いやすさや“選ばれるワケ”を体感できる展示も行うとしている。

Embedded Technology 2015/IoT Technology 2015

展示会名 Embedded Technology 2015/IoT Technology 2015
会期 2015年11月18日(水)〜20日(金)
時間 10:00〜17:00(20日(木)のみ18:00終了)
会場 パシフィコ横浜
公式サイト http://www.jasa.or.jp/expo/
IARシステムズ ブースNo. F-17

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