内接式遊星歯車機構を用いた精密制御用減速機を発売FAニュース

日本電産シンポは、内接式遊星歯車機構を用いた精密制御用減速機を発売した。減速比は1/59、1/89、1/119の3種類で、ロストモーションは1.0arc-min以下となる。

» 2015年11月17日 07時00分 公開
[MONOist]

 日本電産シンポは2015年11月2日、ロボットや工作機械に向け、内接式遊星歯車機構を用いた精密制御用減速機を発売した。シリーズ名は12月上旬に発表の予定。

 新発売の精密制御用減速機は、同社独自の単純円弧(サークリュート)歯形を進化させた内接式遊星歯車機構を採用している。枠番は025P/042P/080P/130Pの4種類で、減速比は全枠番とも1/59、1/89、1/119の3種類。ロストモーションは1.0arc-min以下で、全機種とも中空軸仕様となっている。

 同社では、2015年6月に波動歯車方式の精密制御用減速機「FLEXWAVE」シリーズを発売。小型用のFLEXWAVEシリーズに加え、今回中・大型用を発売したことで、ロボットの関節駆動や工作機械の高精度インデックスのニーズに幅広く対応できるとしている。

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