制御盤のIoT/M2Mシステム構築に役立つ小型スマートリレーFAニュース

DECは、制御盤や小型制御システムのIoT/M2Mシステム構築を支援する、スマートリレー「FL1F形」を発売した。Webサーバ機能を搭載し、PCやスマートフォンからの遠隔監視・遠隔操作・データロギングを可能にした。

» 2015年11月18日 07時00分 公開
[MONOist]

 IDECは2015年10月26日、制御盤や小型制御システムのIoT(モノのインターネット)/M2Mシステム構築を支援する、スマートリレー「FL1F形」を発売した。

 FL1F形は、プログラムレスのWebサーバ機能を搭載。PCやスマートフォンからの遠隔監視・遠隔操作・データロギングが可能で、これらを伴うシステム構築に対応できる。

 8DI/4DOのI/Oを内蔵するほか、24DI/20DO/8AI/8AOの増設モジュールで、最大12台のI/Oを増設できる。また、最大16コネクションが可能な1:n通信と、イーサネット経由で最大8台のリモートI/O通信も可能。幅広い拡張性を備えた。

 さらに、42種類のファンクションブロックと、決まったパターンをブロック化し、繰り返して使用できるユーザー定義ファンクションを搭載。イーサネット通信で遠隔からプログラミングのアップ/ダウンロードが実施できるため、開発工数の削減にも寄与できる。

 プログラムサイズは8500バイトで、データロギング機能は512バイト。3色のバックライトを搭載し、エラー発生・警戒などのステータスごとに表示するなど、表示機能も向上した。

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