インポッシブルな“かつての未来”を実現する技術モノづくり総合版メルマガ 編集後記

たんたたんたんたんっ!(あのテーマソング)

» 2015年11月19日 12時10分 公開
[陰山遼将MONOist]

 この記事は、2015年11月19日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


インポッシブルな“かつての未来”を実現する技術

 先週の土日に特に理由はないのですが、ふと思い立ってSFアクション映画「ミッション・インポッシブル」シリーズ全作を一気に見直しました。とても有名な映画なので詳細な説明は不要かと思いますが一応簡単に説明すると、トム・クルーズが演じる米国CIAの特殊作戦部所属のイーサン・ハント(以下、作中にならってイーサンと呼びます。敬称略)という人物が主人公です。

 超簡潔に説明すると、彼とその仲間たちが「24時間以内にあの世界最高峰のセキュリティシステムに守られた施設の中にある機密情報を持ってこい!」というような、あまりにも不可能(インポッシブル)な納期のミッションに挑むというお話です。守れないと愛する妻や世界が吹っ飛んでしまうという重すぎる納期に、イーサンたちはさまざまなアイテムと驚異的な現場力を武器に挑みます。

 ミッション・インポッシブルの第1作が公開されたのは1996年のこと。最新作となる5作目が第1作から19年後となる今年(2015年)の夏に公開されました。シリーズ全作を振り返ると他の映画と同様に作中に登場するアイテムが、現実のテクノロジーの発展に合わせて進化しているのに驚きます。特にそれを象徴しているなと思ったのが、潜入用フェイスマスクの作り方です。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.