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» 2015年12月03日 07時00分 UPDATE

産業用ロボット:ファナックの“緑の安全ロボ”が小さくなった!

ファナックは「2015 国際ロボット展」で、人と協調作業が行える協調ロボットの新製品を展示した。可搬重量が4kg、7kgと小型なのが特徴だ。

[陰山遼将,MONOist]

 ファナックは「2015 国際ロボット展」(2015年12月2〜5日、東京ビッグサイト)で、人と協調作業が行えるロボットの新製品を展示した。同社は既に可搬重量35kgの協調ロボット「CR-35iA」を発売しているが、新たに小型の協調ロボットをラインアップに加える。

※関連記事:35kgのモノが運べるのに安全! ファナックの“緑”の人間協調ロボ欧州デビュー

rk_151202_fanuc01.jpg 小型協調ロボット「CR-4iA」(クリックで拡大)

 展示した小型協調ロボットは、ファナックが以前より販売している小型アームロボット「LR Mate」をベースにしている。可搬重量4kgでリーチ距離550mmの「CR-4iA」、同7kg、717mmの「CR-7iA」、同7kg、911mmの「CR-7iA/L」を展開する。ファナックの産業用ロボットといえば黄色の印象だが、協調ロボットのカラーは緑色で統一している。

 展示では、小型協調ロボットの「安全柵無しで人と協働作業が行える」というメリットをアピールするデモとして、電子基板の組み立て工程への導入例を紹介。小型の協調ロボットをセットした台車を人が押して、任意の場所にセットする。すると協調ロボットがコネクタ部品を取り出し、最適な場所に組み付けていく。

rk_1202_fanuc02.jpg 安全柵が無しでも利用できるかつ小型なので、台車にのせれば人が押して運べる(クリックで拡大)
rk_1202_fanuc03.jpg コネクタ部品を組み付ける様子(クリックで拡大)

 台車の停止位置は厳密に決めなくても良い。協調ロボットは内蔵ビジョン「iRVision」により、位置決めされていないコネクタ部品を取り出していくため、ある程度の台車の停止位置のずれにも対応できる。ファナックはこの小型協調ロボットを2016年の夏ごろに発売する予定だ。

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