人と産業用ロボットが共に働く姿、その生産性をオフィスから確認産業用ロボット(1/2 ページ)

安川電機は「2015 国際ロボット展」(2015年12月2〜5日、東京ビッグサイト)で、人との協調作業が行える産業用ロボット「MOTOMAN-HC10」や、ドイツのインダストリー4.0を見据えて開発した「MOTOMAN Cockpit」などの新製品を展示した。

» 2015年12月04日 08時00分 公開
[陰山遼将MONOist]

 安川電機は「2015 国際ロボット展」(2015年12月2〜5日、東京ビッグサイト)で、人との協調作業が行える産業用ロボット「MOTOMAN-HC10」や、ドイツのインダストリー4.0などを見据えて開発したという生産管理システム「MOTOMAN Cockpit」などを展示した。

安川電機が展示した「MOTOMAN-HC10」(クリックで拡大)

 国際規格ISO10218-1に準拠するMOTOMAN-HC10は、一定のリスクアセスメントを行えば、安全柵無しで利用できる多軸ロボット。各軸に内蔵されているセンサーを利用し、人が触れると動作を停止する。

 ダイレクトティーチング機能も備えており、ロボットアームを人が直接持って動作位置に移動させることで、ロボットに動作を記憶させられる。同様にワークの吸着/開放のティーチングも可能だ。直感的な操作によるロボットへの動作指示が可能になるため、ロボット操作に不慣れなユーザーや、頻繁にティーチングが必要となる工程へのロボット導入をしやすくした。

強く力がかかると直ちに動作を停止する。停止後はボタンを押すと作業を再開する仕組みになっている(クリックで拡大)

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