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» 2015年12月08日 08時00分 UPDATE

SCF2015:スマートグラスで製造現場の作業を支援! 富士電機が描く先進現場

富士電機は、オートメーション技術の展示会「システムコントロールフェア(SCF)2015」(2015年12月2〜4日、東京ビッグサイト)において「現場とつながる、ものづくりイノベーション」をテーマに、設備稼働率の最大化やエネルギーの最適化、生産性の向上に貢献する製品を展示した。

[長町基,MONOist]

 富士電機は、このほど開催されたオートメーションと計測の先端技術が一堂に会する展示会「システムコントロールフェア(SCF)2015/計測展2015 TOKYO」(2015年12月2〜4日、東京ビッグサイト)に出展。「現場とつながる、ものづくりイノベーション」をテーマに、設備稼働率の最大化やエネルギーの最適化、生産性の向上に貢献する製品を展示した。

 このうち「ウェアラブル型遠隔作業支援パッケージ」は、現場作業の品質向上・効率化および技術ノウハウの伝承・蓄積をサポートする製品として、生産現場をはじめ受変電設備やデータセンターなど各種施設の保守・保全作業、物流倉庫でのピッキング作業など、幅広い用途での活用が見込まれている。

photo 富士電機の「ウェアラブル型遠隔作業支援パッケージ」

 ウェアラブル型遠隔作業支援パッケージは作業者(現場)が保持するウェアラブル端末(メガネ装着型カメラおよびディスプレイ)と遠隔地の支援者側拠点(本部)をインターネットでリアルタイムに接続し、富士電機が独自開発したソフトウェアを用いて作業者への支援・指導を行う。それにより遠隔地の熟練技術者からの指示、作業状況の画像・音声入出力、ハンズフリーでの現地作業を可能とし、作業品質向上・効率化・技術伝承に貢献する※)

※)関連記事:現場作業員の7つ道具へ!? 富士電機がスマートグラスによる作業支援システムを展開

 「スタンダード版」と「プレミアム版」の2種類のソフトウェアをラインアップ。遠隔サポート機能を充実させたスタンダード版に加え、作業全体を幅広くサポートするプレミアム版により、用途に応じた多様な導入ニーズに対応する。

 スタンダード版には本部PCとウェアラブル端末との双方向通話やウェアラブル端末のカメラ画像のリアルタイム転送と本部PCでの編集・返信、本部PCからウェアラブル端末へコメント送信ができるなどの特徴がある。

 プレミアム版は作業項目を事前に登録し手順に沿って作業者に投影表示。作業を中断することなく内容を確認でき、抜け漏れを防止する。音声認識により作業内容を記録し、クラウドサーバ内に作業報告書を自動作成する。また、転記ミスを回避し、効率化に貢献。一連の作業内容を動画・静止画で記録・保存(データベース化)することで異常時の解析や現場状況のエビデンスとして関係者で共有化できる、などの追加機能が用意されている。スタンダード版・プレミアム版とも、作業結果はリアルタイムでクラウドサーバ内に実績データとして一元管理し、インターネット環境下で、必要な時にいつでも参照・共有が可能だ。

 端末はウェアラブルであるメガネ型に加え、タブレット型(2016年3月発売予定)、スマートフォン(同9月発売予定)が選択できる。顧客側システムとの連携により、既存の顧客情報(点検リストや帳票フォーマットなど)を活用した現場業務を可能とし効率化を図ることができる。

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