Active Lane Change Assistは、新型Eクラスの運転支援システムパッケージ「DRIVE PILOT」の新機能である。時速80〜180kmで高速道路など複数の車線を持つ道路を走行中に車線変更する際、方向指示器を点灯してから2秒以上が経過すると動作する。搭載したミリ波レーダーとカメラを用いて近傍に車両がいないことを確認できたら、自動的にステアリング操作して3秒以内に車線変更を行う機能である。その間ドライバーはシステムの動作を見守るだけでよい。既にドイツの連邦自動車庁(KBA)から車両搭載のための暫定的な承認を得ており、今後はEU全域での承認取得を進めるという。
「Active Lane Change Assist」による車線変更のイメージ。左側に車線変更する場合(上)、右側に車線変更する場合(下)(クリックで拡大) 出典:ダイムラー
2030年の自動運転車は車室がラウンジになる
Daimler(ダイムラー)は、「2015 International CES」において、最新の自動運転車のコンセプトカー「Mercedes-Benz F 015 Luxury in Motion」を披露する。同車両は、2030年に40カ所以上になると言われている1000万人都市の最高のぜいたくとなる「プライベートな空間と時間」を提供するという。