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» 2016年01月07日 12時00分 UPDATE

モノづくり総合版メルマガ 編集後記:「ロボットで不便さを解消する」が導く、勝利の方程式

プロジェクター搭載の自走式ホームロボットとコミュニケーションロボット、同じ値段ならどちらがヒットする?

[渡邊宏,MONOist]
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 この記事は、2016年1月7日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


 2016年の年頭、新たな家庭用サービスロボットが発表されました。家電ベンチャー、Cerevoの「Tipron」(ティプロン)です。

 Tipronは家庭内の投影したい場所へ自力で移動し、最大80インチの画面を投影できるホームロボットです。搭載されたプロジェクターは本体と可動式のアームで接続されており、自由な方向への投影と未使用時の小型化を実現します。現在は開発が進められており、10〜20万円の価格で、2016年中の販売開始が予定されています。

Tipron Tipron
Tipronの投影イメージ Tipronの投影イメージ

 家庭用サービスロボットのカテゴリに入り、インターネット接続によってさまざまな機能追加も行われる予定ですが、同社の岩佐社長は「搭載するプロジェクターによって、テレビ、スマートフォンに次ぐ、サードスクリーンを実現するロボット」と、家事全般やコミュニケーションを得意とするような汎用ロボットではないと説明しています。

 いわばプロジェクターにロボティクス技術を導入したとも言えるこの製品ですが、既存製品にロボティクス技術をプラスするという手法は理にかなっているのではないかと思います。その代表例がロボット掃除機でしょう。

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