屋外向け産業用カラーTFT液晶モジュールのサンプル提供を開始FAニュース

三菱電機は、産業用カラーTFT液晶モジュール「DIAFINE」の新製品サンプルを2016年1月5日から提供開始する。厚さ5mmの保護ガラス上からでも操作ができる投影型静電容量方式のタッチパネルを搭載している。

» 2016年01月12日 07時00分 公開
[MONOist]

 三菱電機は2015年12月24日、産業用カラーTFT液晶モジュール「DIAFINE(ダイアファイン)」の新製品として、7.0型WVGAのワイドタイプ2機種「AA070ME11-PCAP/AA070MC11-PCAP」を発表した。サンプル提供は2016年1月5日からとなる。

 今回提供されるサンプルは、耐衝撃性や耐水滴性が求められる屋外用途向けに開発されたものだ。厚さ5mmの保護ガラス上からでも操作できる投影型静電容量方式のタッチパネルを搭載。複数のポイントに同時に触れるマルチタッチ操作は最大10点まで可能だ。厚みのある耐熱手袋をはめた状態、水滴が付着した状態など、より多様な環境下での操作にも対応する。

 また、液晶モジュール、タッチパネル・コントロール基板などのトータルサポートを提供。屋外などの明るい環境下でも視認しやすいグラスボンディング構造や保護ガラスの強化、低反射、防汚などのオプション加工処理にも対応する。なお、同製品は水銀レスで、RoHS指令(2011/65/EU)に準拠している。

 サンプル価格は、AA070ME11-PCAPが7万円、AA070MC11-PCAPが8万円(いずれも税抜き)。同社は今後、画面サイズ・解像度・保護ガラスなど仕様が異なる製品のラインアップを拡大していくという。

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