3Dプリンタが金属加工を変えるメカ設計メルマガ 編集後記

自動車業界からも注目されている樹脂製金型のお話。

» 2016年01月19日 12時00分 公開
[八木沢篤MONOist]

 この記事は、2016年1月19日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


3Dプリンタが金属加工を変える

 既にニュース記事でお伝えした通り、2016年1月13〜15日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「オートモーティブワールド2016」内の「第2回 自動車部品加工 EXPO」にて、ストラタシスの3DプリンタとデジタルABS樹脂で製作された樹脂製金型を用いた新しい金属加工技術「デジタルモールド」について取材してきました。

 デジタルモールドは、スワニーが考案した樹脂製金型を活用した最新加工技術で、射出成形、プレス、メタルインジェクション(MIM)へと応用し、量産材料を用いた試作部品の製作や小ロット部品の製造を実現可能にするものです。自動車向け展示会ということで、展示ブースでは、デジタルモールドを用いてプレス加工(デジタルモールド・プレス)したアルミ材やハイテン材などの成形サンプルが多数展示されていました。

デジタルモールド・プレス 「デジタルモールド・プレス」の展示 ※クリックで拡大表示

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