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» 2016年02月12日 10時00分 UPDATE

「タチコマ」が2つの姿で実体化、コミュニケーションロボットの社会実装に挑む

攻殻機動隊シリーズに登場する「タチコマ」が2つの姿で実体化する。2分の1モデルは「タチコマを題材にしたコミュニケーションロボットの社会実装」をテーマとし、コレクターズアイテム以上の存在を目指す。

[渡邊宏,MONOist]
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 アニメ「攻殻機動隊」シリーズに登場する多足戦車、「タチコマ」が2つの姿で現実世界に姿を現す。

 攻殻機動隊の世界観を現実のものとするプロジェクト「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」のイベントにて発表されたもので、REALIZE(現実化)を念頭とした2分の1モデルと、走行機能とネット連動を実装した10分1モデルが開発される。

 2分の1モデルはKarakuri productsと海内工業が2015年の国際ロボット展に展示した「多脚ロボットプロジェクト」を出発点に、軽量化した二次試作機「MUSASHI」がプロモーションの一環として採用され、「タチコマ1/2サイズ・リアライズプロジェクト」として「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」の公式として開発が行われる。

photo 「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」のイベントで紹介された、「タチコマ1/2サイズ・リアライズプロジェクト」

 開発に際しては「タチコマを題材にしたコミュニケーションロボットの社会実装に挑みます」とのメッセージが添えられており、コレクターズアイテム以上の存在を目指していることが伺える。

 設計開発および製造はKarakuri productsと海内工業が担当し、監修は攻殻機動隊 製作委員会(Production I.G.)、総合プロデュースはDMM.comと攻殻機動隊 REALIZE PROJECTがそれぞれ務める。技術協力企業としてはオートデスク、ストラタシス・ジャパン、タスカケル、日本遠隔制御、面白法人カヤックが参加し、技術指導協力としては山本隆司氏、吉村浩一氏(bloomakeLab代表)が名を連ねている。

 10分の1モデルはCerevoの開発によるもので、現時点では開発発表にとどまっており価格を含む仕様の詳細は明らかにされていないが、作中同様の歩行および車輪による走行機能を実装し、スマートフォンやインターネットと連携する機能を搭載する予定としている。攻殻機動隊 REALIZE PROJECTでは「動くタチコマ量産化プロジェクト」と表現しており、こちらはファン必携のコレクターズアイテムとしての登場が期待できそうだ。

Cerevoの「動くタチコマ量産化プロジェクト」 Cerevoの「動くタチコマ量産化プロジェクト」
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ITmedia Virtual EXPOからのお知らせ

 2016年2月11日に開催された攻殻機動隊 REALIZE PROJECT the AWARDにて行われる、神山健治監督、冲方丁氏らを招いた特別トークショー「攻殻シンポジウム」の模様を、同年2月16日から開幕する「ITmedia Virtual EXPO 2016 春」にて期間限定配信します。ぜひご覧ください。

「攻殻シンポジウム」の特別ゲスト 「攻殻シンポジウム」の特別ゲスト(出典:攻殻機動隊 REALIZE PROJECT)

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