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» 2016年03月04日 09時00分 UPDATE

製造IT導入事例:客船建造大手が造船向けソリューションを採用

ダッソー・システムズは、同社の造船向けソリューションを、客船建造大手の独マイヤー・ヴェルフトが採用したと発表した。複雑で多様な客船の建造から廃船までの全ライフサイクルを管理でき、厳しい技術要求や安全規制にも対応可能になる。

[MONOist]

 ダッソー・システムズは2016年2月15日、同社の造船向けソリューション「オン・タイム・トゥー・シー」「デザイン・フォー・シー」を、客船建造大手の独マイヤー・ヴェルフトが採用したと発表した。

 今回の導入は、主にパーペンブルクに新設されるマイヤー・ヴェルフトの技術開発センター向けとなる。さらに、ドイツのロストックやフィンランドにマイヤー・ヴェルフトが所有する、船舶の建造拠点も支援する。

 客船建造の特徴はその複雑さにある。自動車1台の部品点数が約1万点、大型旅客機では約100万点であるのに対し、客船1隻に必要となる個別部品やアセンブリの数は1000万点以上だという。

 客船建造においては、この複雑性、多様性、大規模データに対応できるソリューションが必要となる。ダッソーの造船向けソリューションの導入により、マイヤー・ヴェルフトは船舶の建造やオペレーション、また数十年後の廃船に至るまでの全ライフサイクルを管理することが可能になる。

 また、船殻の形状や流体力学、燃費、また船内の快適性などに対する顧客からの技術要求に応えつつ、厳格な安全規制にも準拠する高い品質基準を確保できるようになるという。

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