光による操作ガイドを搭載した小型・軽量の自動体外式除細動器医療機器ニュース

オムロン ヘルスケアは、2015年ガイドラインに対応した自動体外式除細動器「レスキューハート HDF-3500」を2016年7月1日に発売する。光による操作ガイドを搭載し、初めてでも迷わず操作できる。

» 2016年05月24日 08時00分 公開
[MONOist]

 オムロン ヘルスケアは2016年5月9日、2015年ガイドラインに対応した、自動体外式除細動器(AED)「レスキューハート HDF-3500」を同年7月1日に発売すると発表した。

 HDF-3500は、質量約1.1kg、外形は縦200×幅184×高さ50mmと小型・軽量のため、場所を選ばずに設置できる。光による操作ガイドを搭載し、電源を入れると操作方法を説明する音声に合わせて、LEDランプが点滅。除細動パッドを貼るタイミングや位置、操作方法を光で案内する。

 操作ボタンは、「電源ボタン」と「ショックボタン」のみのため、初めてでも迷わずに操作が可能。心肺停止者の状態を判断し、電気ショックを実行する「SCOPEバイフェージック技術」により、最適な電気ショックを実行できる。さらに、電気ショックを2回実施しても回復がみられない場合、3回目以降は心肺蘇生法ガイドラインで推奨されている「エスカレーション電気ショック」を実施する。

 価格はオープンで、同社では発売後1年間で1万台の販売を目指すとしている。

photo 自動体外式除細動器「レスキューハート HDF-3500」
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photo 除細動パッドを貼るタイミングになると、貼り付ける位置にLEDランプが点滅して知らせる
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