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» 2016年06月08日 11時00分 UPDATE

CAD読み物:ノートPCがタブレット端末に置き換わる時代は近い?

ノートPCがタブレット端末に置き換わる時代は近い?

[CAD Japan.com/MONOist]
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本記事は、CADを快適な環境で使ってもらうソリューション専門街「CADJapan.com」から転載しています。


建設業、製造業におけるタブレット活用術をのぞき見!

 2014年6月に発表された、2013年度における国内モバイル端末の出荷結果では、タブレット端末が前年比145%アップと驚異的な伸びを見せました。さらに2015年には、タブレット端末の出荷台数は1000万台を超え、ノートPCの出荷台数(852万台)を逆転すると予想されています(出典:ICT総研「2014年度 スマートデバイス需要動向調査」)。

 今後はビジネスにおいてもノートPCがタブレット端末に置き換わる時代もそう遠くはないかもしれません。

建設業、製造業では設計以外のシーンでタブレットは活躍

 CADをよく利用する建設業、製造業の方々は、このタブレット普及の波をどのように感じているのでしょうか?

  • まだ打ち合わせや外出先でも持ち運べるモバイルワークステーションで十分。
  • デスクトップPCを使用しているので、施主様とのプレビューには便利そう。
  • 工場ではマウスを使えなかったり、スペースを確保できなかったりするため、タブレットは使いやすそう。
  • データの流出が心配。セキュリティ面は?

 設計者の方はまだお使いのマシンで十分という反応でした。しかし、設計以外の場所、人においてはタブレットは活躍しそうです。

タブレット活用の事例

 タブレットを導入された方にタブレットの活用術、導入効果を伺いました。

製造業:生産指示書のペーパーレス化で生産性アップ

 当社は生産指示を紙で行っていたため、印刷、配布のために膨大な時間がかかっていました。タブレットに切り替えたところ、デジタルデータを配布すればよいので、事前準備の効率化に役立っています。指示内容の変更があっても、すぐに対応できるので、現場を待たせません。

導入前 生産工程の指示を紙で行っていた。 指示内容の変更があるたびに印刷し再配布するなど、膨大な工数がかかっていた。
導入後 デジタルデータの指示書を配信すればよいので、印刷や配布の手間がなくなった。現場へ指示するリードタイムを短縮。

建設業:事務所と現場との無駄な移動時間をゼロに

 数百枚ある工事用の図面を持ち歩くことは現実的に難しいし……と悩んでいました。クラウドとタブレットに切り替えたところ、容量が大きいデータや共有したい情報をどこにいても閲覧できるので助かります。

導入前 事務所と現場を何回も往復。
導入後 現場への直行・直帰を可能に。セキュリティ対策が万全なクラウドストレージに格納することで、タブレットからインターネット経由で簡単に参照できるように。

全般:事務所に戻ってからの業務が激減

 現場で報告書に必要な情報をメモしたり、写真撮影したりして、事務所に戻ってからExcelに入力して報告書を完成させていました。タブレットだとその場で入力できるので、残業ゼロを目指しています。

導入前 報告書に必要な情報を事務所に戻ってから入力していた。
導入後 事務所に戻る必要なく、その場で報告書を完成。デジタルデータのため、検索が簡単に。

全般:外部との設計打ち合わせに身軽に行けるように

 設計データの流出を防ぐために、打ち合わせにデスクトップ型ワークステーションを持ち運んでいました。準備に手間がかかっていました。タブレットとリモート接続でセキュアな環境でやりとりできるので、セキュリティも確保できます。

導入前 データ流出防止のために、設計情報が入ったデスクトップワークステーションを会議室に運んでいた。 準備が大変……。
導入後 タブレットからワークステーションにリモート接続。面倒な準備が不用に。CADを直接操作できるので、会議中に変更もできる。

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