VR/ARが描くモノづくりのミライ 特集

高性能GPU搭載ワークステーションの組み込みモデルを発売CADニュース

GDEPソリューションズは、レノボ・ジャパンのワークステーション「ThinkStation」シリーズに、グラフィックスボード「ELSA GeForce」シリーズを搭載した、ゲーム開発およびVRアプリケーション向けの組み込みモデルを発表した。

» 2016年07月15日 17時30分 公開
[MONOist]

 GDEPソリューションズは2016年7月5日、レノボ・ジャパン(lenovo)のワークステーション「ThinkStation」シリーズに、エルザジャパン製のグラフィックスボード「ELSA GeForce」シリーズを搭載した、ゲーム開発およびVRアプリケーション向けの組み込みモデルを発表した。

 lenovoのワークステーションは、余裕のあるパワーサプライや定評のある冷却性と静音性、ツール不要でメンテナンスが容易な点などが特徴だ。プロセッサ搭載可能数や最大搭載メモリ数などが異なる3モデル「ThinkStation P510/P710/P910」が用意されている。

 組み合わせるグラフィックスボードはエルザジャパンの「ELSA GeForce GTX1080/GTX1070」の2モデル。それぞれCUDAコア2560ユニット、CUDAコア1920ユニットを搭載するPascalベースのNVIDIAハイエンドGPUチップを搭載し、両モデルとも8GBのGDDR5Xメモリを採用している。DisplayPort×3、HDMI、DVIを用いた4画面出力をサポートし、デュアルリンクSLIにも対応している。

 今回発売する組み込みモデルは、組み込み後に動作検証済みで提供されるため、セッティングの手間がかからない。また、Lenovoワークステーションの標準保守期間に合わせて、ELSA GeForceシリーズの保証期間を3年間にアップグレードするモデルも用意されている。

 販売・出荷開始は2016年7月15日から。価格は、一例としてミドルハイエンドモデルのThinkStaion P510が32万9000円(税別)となっている。

photo ThinkStation P910(正面)
photo ThinkStation P910(側面)
photo GeForce GTX1080

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