ストラタシス・ジャパンは、FabLab渋谷と連携し、東京・渋谷に3Dプリントスタジオを開設した。同社とMakerBotの3Dプリンタを設置し、初心者向けコースと上級者向けアプリケーショントレーニングを提供する。
ストラタシス・ジャパンは2016年6月1日、FabLab渋谷と連携し、東京・渋谷に3Dプリントスタジオを開設したと発表した。
スタジオには、同社の3Dプリンタ「Objet24」「Objet260 Connex2」のほか、MakerBotのデスクトップ3Dプリンタ「Replicator 5th」「Replicator2X」を設置。これらを使用し、3Dプリンティング入門コース(毎週)や上級者向けアプリケーショントレーニングコース(毎月)を提供する。コースには、3Dプリンティングワークショップも含まれるため、教育者や学生、デザイナー、エンジニアが、デザインやラピッドプロトタイピングなど、ものづくりのスキルを高めることができるという。
また、FabLab渋谷では、デジタルファブリケーション機器のほかに、レーザーカッターやミシン、切削機など、従来型のものづくりツールも備えている。そのため、ユーザーがモデルを作製したり、パーソナライズされたツールやデバイスを作ることもできる。
さらに、同社とFabLab渋谷が連携し、教育者がデジタルファブリケーションを習得し、教育カリキュラムの講義を提供できるよう、支援も行う。カリキュラムは、同社が無料で提供するとしている。
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