他人の運転に難癖をつけながら、自動運転車の運転の腕前を想像するオートモーティブメルマガ 編集後記

他人の運転ってどうしても気になってしまうんです。

» 2016年08月02日 12時00分 公開
[齊藤由希MONOist]

 この記事は、2016年8月2日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


他人の運転に難癖をつけながら、自動運転車の運転の腕前を想像する

 他人が運転するクルマに乗っていると、いろいろなことが気になってしまいます。

 「なぜこのタイミングまでブレーキを踏まないんだろう。できたらもう少し静かに停止してほしいな」「どうして車線変更ばっかりするんだろう、落ち着かない」「この人の運転だと酔いそうな気配がする……」などと心の中でつぶやいています。

 もちろんネガティブな点ばかりでなく、どの道で行くと信号で止まりにくく早く到着するか、どの車線を選ぶとスムーズなのかなど勉強になることも多いです。

 運転してもらっておいて文句言うな、気になるなら本を読むとかスマートフォンを見るとかすればいい、と思われるかもしれません。筆者は乗り物酔いしやすいので、なるべく前方を見るしかないのです。

 他人と自分の運転を比較して、自分の方がうまいなどとは全く考えていません。どうしても目についてしまうのです。なぜ他人の運転が良くも悪くも気になるのでしょうか。

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