ヤマザキマザックは、自動車部品の量産加工ライン向けに、高速マシニングセンタ2機種「UN-600/30V」「UN-600/30H」を発売した。機械幅を抑えたことで、省スペースな自動化ラインの構築に対応できる。
ヤマザキマザックは2016年7月11日、自動車部品の量産加工ライン向けに、高速マシニングセンタを発売した。ラインアップは、立型の「UN-600/30V」と横型の「UN-600/30H」の2種となる。
新機種では、主軸出力特性を見直し、加減速時間を短縮。自動車部品の量産加工に求められる、単位面積あたりの生産性を高めた。また、防塵(じん)仕様のLMガイドやボールねじを採用するなど、耐切粉対策を施している。他に、点検・整備・調整を簡略化するため、機械構造を改良するなど、稼働率を維持するために信頼性・保守性を向上させた。
さらに、UN-600/30Vは極座標制御方式、UN-600/30Hは相対制御方式を採用し、機械幅を抑えている。これにより、限られた工場面積を最大限活用できる省スペースな自動化ラインを構築できるとしている。
FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.