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» 2016年09月07日 11時00分 UPDATE

車両デザイン:「タント」ベースだけど名前は「ムーヴ キャンバス」、狙うは実家暮らしの女性 (1/2)

ダイハツ工業は、新型軽自動車「ムーヴ キャンバス」を発表した。ベースはスーパーハイトワゴンタイプの「タント」だが、全高を1655mmに抑え、「ムーヴ」の派生モデルとして展開する。実家暮らしで親とクルマを共同で使う女性をターゲットとし、親が望む機能性と、見た目を重視する女性に好まれるデザインを両立することを目指した。

[齊藤由希,MONOist]
「タント」ベースだが「ムーヴ」の派生モデルとして展開する新型軽自動車「ムーヴ キャンバス」 「タント」ベースだが「ムーヴ」の派生モデルとして展開する新型軽自動車「ムーヴ キャンバス」(クリックして拡大) 出典:ダイハツ工業

 ダイハツ工業は2016年9月7日、新型軽自動車「ムーヴ キャンバス」を発売すると発表した。ベースはスーパーハイトワゴンタイプ(車両全高が1700mm以上)の軽自動車「タント」だが、全高を1655mmに抑え、軽自動車「ムーヴ」の派生モデルとして展開する。実家暮らしで親とクルマを共同で使う女性をターゲットとし、親が望む機能性と、見た目を重視する女性に好まれるデザインを両立することを目指した。JC08モード燃費は2WDモデルが28.6km/l(リットル)で、エコカー免税の対象となる。

 メーカー希望小売価格は118万8000円から。月販目標は5000台。ターボエンジンの設定はなく、NA(自然吸気)エンジンのみ。ムーヴ派生モデルの「ムーヴ コンテ」は存続する。

見た目買いする女性に向けて

 ムーヴ キャンバスは、女性の晩婚化や親との同居が増えるといった傾向に着目して開発した。「独身女性が親と同居して、クルマを親子で共有する例が増えている。平日は親が買い物などで使い、休日は娘が外出に使う形が多い。デザインを重視する女性と、機能性を優先する親世代の両方に応えるため、タントやムーヴとは違う路線のモデルにした」(ダイハツ工業 製品企画部 主査の大澤秀彰氏)。

「タント」「ムーヴ」「ムーヴ キャンバス」の諸元値の比較 「タント」「ムーヴ」「ムーヴ キャンバス」の諸元値の比較(クリックして拡大) 出典:ダイハツ工業

 デザインや意匠にこだわる女性に向けて、「おおらかでシンプルな丸みのあるシルエットとこだわりのある内外装デザイン」(大澤氏)を目指した。「デザインを気に入ってクルマを買う人は、自分の感覚に合ったクルマが発売されるとすぐに乗り替える傾向にある。ムーヴやタントのユーザー家族も、娘と一緒に見に来てムーヴ キャンバスを検討の候補に入れてくれるのではないかと考えている」(同氏)。

ベースメイクアップ 通常グレードのエクステリア(左)と2トーンカラー(右)の2種類を設定している(クリックして拡大) 出典:ダイハツ工業

 エクステリアは、ベースグレードで水平基調ののびやかなロングキャビンとしているが、加飾を充実させた「メイクアップグレード」ではクロームメッキで上質感を演出して愛着を感じてもらうことを目指した。フロントとリアのランプは、丸モチーフを採用して愛らしいデザインとしている。さらに、ボディーカラーには、個性を求めるユーザーをターゲットに、ベースカラーで上下を挟んだ2トーンカラーを設定した。

インパネ室内 インストゥルメントパネル(左)と室内(右)(クリックして拡大) 出典:ダイハツ工業
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