手軽に3Dモデリングができるペンタブレットを発表3Dプリンタニュース

ワコムは、低価格で手軽に3Dモデリングができる「Intuos 3D」を発表した。ミディアムサイズのペンタブレットと、スカルプティングソフトウェア「ZBrushCore」により、自然なペン操作で粘土をこねるように作業することができる。

» 2016年10月05日 11時00分 公開
[MONOist]

 ワコムは2016年9月7日、低価格で手軽に3Dモデリングができる「Intuos 3D」を発表した。価格は1万9800円(税別)で、同日よりワコムストアで予約販売を開始し、同年10月14日より家電量販店でも販売を開始する。

 Intuos 3Dはミディアムサイズのペンタブレットと、スカルプティングソフトウェア「ZBrushCore」が付属する。ZBrushCoreは、米Pixologicのスカルプティングソフトウェア「ZBrush」をもとに開発されたもので、自然なペン操作で粘土をこねるように作業することができる。

 パッケージには、3回まで利用可能なDMM.make 3D PRINT造形割引クーポンが同梱される。また、3Dプリントサービス「Shapeways」やコミュニティーサイト「Sketchfab」も利用できるという。

 同製品は、趣味で3D作品づくりを始めてみたい人向け。近年の、3Dデザインの普及に伴い、これまで、産業、ゲームデザインなどの3D制作現場で長く活用されてきた同社のペンタブレットのノウハウを生かし、3Dモデリングのトータルソリューションを提供する。

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