300種以上のフォーマットに対応するHTML5ドキュメントビュワーを発売CADニュース

ラネクシーは、米Accusoftが開発したHTML5ドキュメントビュワー「PrizmDoc V11」を発売した。CAD画像やPDF、MS-Office文書など300種以上のフォーマットファイルをWebブラウザで表示可能にするものだ。

» 2016年10月17日 12時00分 公開
[MONOist]

 ラネクシーは2016年9月7日、米Accusoftが開発したHTML5ドキュメントビュワー「PrizmDoc V11」を発売した。価格は49万8000円(税別)で、ラネクシーの提携代理店経由で販売される。

 PrizmDoc V11は、CAD画像やPDF、MS-Office文書などのファイルをサーバ上で変換し、Webブラウザで表示可能にするドキュメントビュワーだ。ユーザーごとに専用のアプリケーションをインストールしなくても、300種以上のフォーマットのドキュメント閲覧が可能なので、ライセンス費用が削減できる。また、表示するファイルを端末にダウンロードする必要がないため、セキュリティにも優れる。

 今回発売された最新版は、Window環境に加えてLinux環境にも対応。商用サービスへの導入が容易になった。さらに、変換サービスとは別に、ビューイング用のサービスが用意され、ビューイング速度が改善しているという。注釈ツールや検索機能の強化も図られ、電子メールのフォーマットサポートでは、本文だけでなく添付ファイルも閲覧できるようになっている。

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