トポロジー・形状最適化のSOLIDWORKS用アドインの開発・販売で業務提携CADニュース

構造計画研究所とくいんとは、3D CADソフトウェア「SOLIDWORKS」用アドインの国内展開について業務提携した。アドイン「HiramekiWorks」の開発や販売で協業する。

» 2016年11月02日 10時00分 公開
[MONOist]

 構造計画研究所は2016年10月3日、くいんととの業務提携契約を締結したと発表した。3D CADソフトウェア「SOLIDWORKS」用アドイン「HiramekiWorks」の開発や国内販売において協業する。

 構造計画研究所が蓄えてきた解析に関するノウハウや設計者が抱えるニーズといった情報をくいんとに提供する。新製品開発に役立て、市場のニーズに沿った製品を開発できるようにする考えだ。営業面でも提携し、構造計画研究所の顧客にHiramekiWorksを販売していく。製品のサポートも構造計画研究所が担う。

 HiramekiWorksは、主に中小規模の企業をターゲットとした製品。「トポロジー最適化」や「形状最適化」といった独自の技術を用いることで、十分な強度を保持したまま製品を軽量化できるという。部品を設計する際、不要な材料を削減できるようになり、製作費や燃費などを改善する効果が見込める。最適化した設計データをCADモデルに自動変換する機能も備える。

 HiramekiWorksの価格は150万円、保守費は年額30万円。2017年2月ごろのリリースを予定している。

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